「シャブリとカキと蛙」
三重県的矢のカキは毎年9月末日が初出荷となります。今月のワイン会はまず、生ガキとシャブリを楽しんでいただきました。「お宅の生ガキは、本当に美味しいね。」とよく言われますが、他の店とはその食べ方に違いがあります。
一般的に生ガキにはレモンが添えられているのですが、エピファニーではエシャロット(形は玉ねぎを小さくして、旨味を凝縮させたような野菜)のみじん切りを一つまみと、赤ワイン酢を少量加えたものを生ガキにふりかけて食べていただきます。
口に入れた瞬間、鮮烈な海の塩気と、鋭いヴィネガーの酸味、エシャロットの甘味が舌の上でぶつかり合います。そこに海のミルクと形容されるカキを噛むと、カキの旨味がそれらの味を一まとめにして濃厚な味わいが口中に広がって行きます。そしてシャブリを口に含むと、またたく間にもうひとつ別次元の味の世界へと私たちをいざないます。生ガキとシャブリ。言い古された事ですが、この組み合わせを納得するひと時でした。 |
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的矢産生ガキ |

3種のシャブリをご用意いたしました
1級畑ヴァイヨンと特級畑グルヌイユは、ルイ・ミッシェル作です。発酵、熟成共にステンレスタンクを使用し、樽の香りのしない、シャブリ本来の姿が見えるワインです。
- Chablis Vieilles Vignes 2003
Guy ROBIN&Fils
シャブリ ヴィエイユ ヴィーニュ
ギー ロバン エ フィス
- Chablis Premier Cru VAILLONS 2004
LOUIS MICHEL&FILS
シャブリ プルミエ クリュ ヴァイロン
ルイ ミッシェル エ フィス
- Chablis Grand Cru GRENOUILLES
2002
LOUIS MICHEL&FILS
シャブリ グラン クリュ グルヌイユ
ルイ ミッシェル エ フィス
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フランス産グルヌイユのムニエル
ペルシヤード風味
グルヌイユとはフランス語で蛙(かえる)の事です。二皿目はそのワインと蛙料理を組み合わせました。私が20年来やってみたかった組み合わせです。
20年ほど前は白ワインと言えばシャブリで、7つある特級畑を順番にワインリストに乗せて売っていたものです。その時に目にした蛙と言う名前の特級畑は、否が応でも印象に残りました。いつかは蛙料理と合わせてみようと思い続けていたのが、この日実現したのです。
まあまあの組み合わせだったかな。
三皿目は魚のクネル・アメリケーヌソース。これはリヨンの名物料理で、エピファニーでも23年間作り続けています。
懐かしいシャブリの特級とクネルを一緒に味わっている幸せそうなお客様を見て、シェフと私と23年間続いているエピファニーの、それが財産なのかなと、ふと嬉しい気持ちになりました。
次回もたくさんのご参加をお待ちしております。 |