浜松三ツ星会「SAC iWATA」見学会行ってきました | Salt.com

浜松三ツ星会「SAC iWATA」見学会行ってきました

7/31(火)、災害レベルの猛暑と言われる日々が続いている中、今日もムーラン内田会長率いる「三ツ星会」は暑さなどに負けることなく食材の勉強に出かけるのです!この日も気温はグングン上がり、35℃以上の猛暑日となりました。照り付ける太陽の元、磐田市のららぽーとのすぐ近く、2016年からスマートアグリカルチャー事業を行う「SAC iWATA」さんに伺いました。

 

「スマートアグリカルチャー」ってご存知でしょうか?
それは最先端技術を駆使した農業技術のことです。いわゆる生産者の「勘」やその時々の「不安定な天候」に頼るだけの農業ではなく、農作物の育成工程にセンサーなどを取り入れ、季節や天候、場所に左右されない理想的な環境を作り出し、生産性や品質を高めていくことを目指しています。

 

「富士通」、「オリックス」、「増田採種場」の三社が地元の農家とタイアップして、次世代型の農業形態を築き、磐田市から世界へと発信していこうという壮大なプロジェクトなんだとか…。確かに、「富士通」と「農業」ってあんまり関係無さそうに思えますけど、データ収集やセンサーといったコンピューター技術を「農業」に活かそうとは、目の付け所が違うなと感心させられました。また、「種」そのものから品質改良していこうという取り組みもなされ、ここ磐田市の風土に合った野菜づくりの研究が日々進んでいるようです。

 

涼しい事務所内で、担当の「馬場」さんによるわかりやすい説明をお聞きした後、早速ハウス内を見学しに行くことに。ハウス内はかなり高温になっている事が予想されるので、無料配布していただいた「飲料水」と、解説をお聞きするための「イヤホン」をしっかり装備して、いざ出発です。

 

この日見学が可能だったのは「ケール」や「パクチー」、「ほうれん草」の水耕栽培を行っているハウスで、事務所から数分お散歩しながら、見学場所に向かいます。しかし暑いですね。

 

ハウスに入る前に、衣服に付いたホコリなどをコロコロで取り除き、白衣をまとい、ゴム手袋をし、消毒スプレーをかけ、専用サンダルに履き替え、サンダルも消毒をするという徹底した衛生管理のもと、ようやく見学へ。

 

約0.7ヘクタールの広々としたハウス内は、青々として元気な葉物野菜たちが、整然と秩序正しく並んでいる様子が広がっていました。

 

三ツ星会のメンバーも、目の前に広がる「新しい農業のカタチ」に興味津々でした。今回は、残念ながらトマトやパプリカのハウスをタイミング合わず見学できませんでしたが、「スマートアグリカルチャー」の可能性をまじまじと見せつけられたようでした。さすがに高温のハウスの中で、しかも白衣着用なので、暑さも限界に近づき、ひと通りの見学を終えて、事務所に戻ることに。

 

これからはお楽しみの「試食タイム」。こちらで栽培されている野菜は「B美・FOOD」というブランドで商品化されており、近隣のスーパーなどでも取り扱われているのだとか。どんなに素晴らしい農業形態でも、実際に美味しくなければ意味がないという事で、プロの料理関係者の目線で、ケール、クレソン、パクチー、まだ開発段階の「名前のない野菜」など数種類がテーブルに並べられ、実際に試食させていただきました。

 

食感はパリパリで新鮮そのもの、味はクセが強すぎず食べやすい、みずみずしい上、栄養価も高いなどなど。三ツ星会メンバーも高評価&大満足な様子。夏場は気候のせいか、春や秋に比べ野菜のアクが出やすく味にも影響する事が多いとか、暑い中で葉物野菜の鮮度を保つのは難しいといった、特有の問題をクリアしているため、それぞれのお店での実用化も早速検討されていました。

 

今回の三ツ星会「SAC iWATA」見学会も大変勉強になりました。お忙しい中見学を快く引き受けてくださった「SAC iWATA」関係者の皆さんや、ご参加の三ツ星会会員&非会員の皆さん、暑い中でしたが本当にありがとうございました。

 

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