20年前、調理師専門学校で「世界三大珍味という物があ る」と習ったころ、アルバイトしていた仏料理店では、 羊羹の様な形のイミテーショントリュフを使って料理する、 そんな当時の日本の食材事情のころ、イタリアに渡り、 山積みにされた3s程のトリュフを目の当たりに、それを ミンチャーにジャガ芋の様にかけていって出来上がった “トリュフのノルチア風ソース”アンチョビ、ニンニク、 丸のままのトリュフ、オリーヴ油、黒胡椒だけで作る ペーストですが、よくバランスが摂れたソースになり、 さすがトリュフの香りというパスタに仕上がります。 もちろん今お店ではそんな大量ではなく二三個での 仕込みの量でしています。 ちなみにイタリア中部ウンブリア州の小さな町トディ では、スーパーにもトリュフペーストが売っている そうで、その地方のマンマの味のひとつとなってい るそうです。
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