2009.01.14 |
宮崎へ |
宮崎の伯父さんの訃報が昨日あり、急遽母について宮崎に 出かけてきました。
3月に倒れて8ヶ月の脳梗塞の闘病生活中一度も意識が戻らず、 と言うのは伺っていていましたし、12月6日にもう今日、明日だから と言う連絡も入っていました。母親の方も遠いし商売もあるから 来なくていいから。とも言われていました。
その後持ち直しての昨日の訃報でした。 ちょうどといっては何ですが年末年始の喧騒も過ぎてだったので 何とか段取りをつけて母親について行くことにしました。
宮崎の伯父さん伯母さんとは、16年前の自分達の結婚式に出席してもらった折に お会いしただけでした。ですからあちらの従兄弟とかはもちろん面識もありません。 これを逃すともう一生会うこともないでしょう。
12月なら絶対に無理でしたが、ちょうどぽっかり予約も空いていて (一組あったのですが、状況をお話して日にちを変えていただきました。) これも伯父さんがめぐり合わせてくれたのかなぁと思い、すぐ母親に 連絡して切符を一緒に買っておいてもらいました。 |
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7時23分の飯田線に乗り豊橋でこだま、名古屋でのぞみに乗り換え 小倉、そこでソニックと言う特急に乗り換えます。最後に別府で 特急にちりんに乗り換えて南延岡着4時、その9時間の道中4回の 乗換えがありましたが、最後の別府駅で24分ありましたが、すべて 10分以内の乗り継ぎ時間でした。
1000kmはある移動距離、イタリア以来こんなに電車で移動しましたが 乗り継ぎ時間が10分なんてあちらではありえないので、時刻表の緻密さに いまさらながら驚きましたし、こんなに走行距離があるのに到着時間が 一分もズレないのは、そっちの方が不思議な感じでした。
こちらといえば夕方までに着けばいいや、くらいに思って出て来ているので 何処かの駅でそばかできれば九州で本場のラーメンでも食べながら とことこと電車に揺られて。だったのですが、乗り継ぎ一本ずらすと 結構な時間まが空いてしまうので、それもできません。
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小倉からのソニック、九州に入ると東海道線とは打って変わって長閑な 雰囲気の車内になり、やっと旅情を感じるようになりました。 ちょうどいいときに車内販売が来てくれました。ビールセット 【焼きあご】(味付け飛魚だそうで)をチョイス。 一見煮干の雰囲気ですが、硬いには硬いのですがほんのり甘く これがビールととても相性がよく、朝から何も食べていないのところに きゅーっと呑ったので、年末の疲れや昨日の慌しさも手伝って 急に気持ちよくなってきました。が、このあとすぐに別府駅です。 そこで乗り換えだったので何とか眠気を抑えながらですが少しリラックス。 |
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最後の取次ぎ駅の別府までそんなこんなでやって来ましたが、 この駅には、構内に立ち食いそばのお店もなく、このまま 延岡まで何も食べずにこのあと3時間特急に揺られていくのかなぁ と、反対側のホームをぼーっと眺めていると、向こうのホームに キヨスクがあり、表のショーケースに駅弁を発見して(自分は遠視気味の 視力2.0以上なので)荷物を母親に見ていてもらって買ってきたのがこれ 【大分づくし】の幕の内弁当、たぶん成人してから駅弁を車内で頂くのは 初めてだと思います。っと言うのも東海道線沿線はいつも混んでいて 落ち着いて食べないと食べた気がしないので、旅先で駅弁を手に取ることも なかったのですが、先日一緒に東京に行く機会のあった近しい方に、 駅弁食べたことないの!いいよ。美味しいよ。っと伺っていたことを 思い出しました。車中空いていて駅と駅の距離があるようで、あまり細かく 停車しない電車だったので落ち着いてゆっくりと味わうことが出来ました。 |
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