2009.02.03 |
Napoli |
三週間の予定のヴァカンツァで一時帰国している石河君ファミリーが 帰国前に家族で寄ってくれました。
ピエモンテーゼの奥さんと兄妹は、ほとんど日本食を食べないようで 毎日彼が実家でイタリア料理を家族のために作っていたそうで、 毎週うちにも顔を出してくれました。
スタッフ皆イタリア語でコミュニケーションが取れることもあって 奥さんもすっかりリラックスしてくれています。それを感じてか 子供達も穏やかに戯れてくれました。 |
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【日本人離れした二人】・・・《我ら》ながら濃いねー!!!
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石河君のことをなぜ【Napoli】と呼ぶようになったかと言うと、 知り合った9年前、彼が暫らく住んだナポリ、ステイしていた ピッツェリア・リストランテ、保守的な土地柄ナポリ、南イタリア気質である 閉鎖的な部分によって、志半ばでイタリアを後にした頃、 よく食事に来てくれました。
《その頃も》彼は、彼の地でしか嗅がないような強烈なオードトワレ のつけ方や、そのときのシャツの着こなし、イタりアーノよろしく、 素肌にそのまま羽織ったインパクトある柄物のシャツ、そしてボタンは 二つ余分に外していました。 で、風貌は九年経っているとはいえこんな感じ(もちろん左の人ですよ!) どう見ても和製ナポレターノにしか見えませんでした。 そんなこんなでいつの頃からか皆が彼のことを【ナポリ】 と呼ぶ様になっていました。 |
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その彼もイタリアに渡って八年、イタリア人の奥さんを貰い 一男一女を儲け、ピエモンテでシェフとして高い意識を持ち 続けてることが会話している言葉の端々に伺え取れます。
スタジエとしてならまだしも、イタリア人のオーナーの下で 外国人シェフと言うポジションでもう五年お店を守っています。
再開するたびに成長している彼を目の当たりにすると、いつも身が 引き締まる思いです。
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