2010.05.31
連休
昨日の『こども未来館ココニコ』さんでのこどもを対象にした
料理教室も無事に終了しました。


3月からの学校行事(卒業・入学式)につづきゴールデンウィーク
に突入、からその余韻の疲れを引きずったまま先週にはここの
物件の再契約などなどあり心身ともにここのところかなりタイトに
動き回ってきました。



山あり谷あり、激動の9年間を経てでの再契約ということもあり
今度の再契約を無事に向かえ一つの節目を感じています。



普段連休も取れそうで取れない中でスタッフ、家族もいつも好く
やってくれています。

たがが連休といわれるかもしれませんが、営業していて当たり前
ですし、それこそ移転したばかりの頃は、ほとんど開店休業の
ような日が数多くあったので、一組でも着ていただければありがたいという想いが
その時にすり込まれているというのもあるかもしれません。
なかなか定休日以外に休みにくくなっていました。
ちょっと思い切って『骨休め』の休暇をとりました。


実際昨日も朝9時から野菜の買出しに行っているので、連休とは言え
今日だけみたいなものですけどやはり久しぶりに取る連休勿体無くて
予定が立てれませんでした。



ま、たまの休みくらい何もしないのも贅沢かと。
表にビールと雑誌、本を持ち出しのんびりと。
子供が帰ってきて小学校入学はじめてのテストのチェックです。
その頃ママとちびはお気に入りのDVD『ドリフ・バカ殿』
の2本立てをこんなして見ています。


・・・もちろんママは舟を漕いでいます。

2010.05.30
料理教室会場
前回の秋の開催時には丁度タイミングがよかったのか
難なく盛りもりの野菜たちを調達できたのですが、
暫らく前から買出しに行ってもあまり店頭に陳列してある
野菜の種類が少なかったり、生産者の方と話していても今年は
野菜の出来がよくないなどの声が聞こえてきていました。

そんなこんなで、今回は近しい生産者の方に予約をしなければ
はたしてこども達を喜ばせれるだけの品数が確保できるか不安だった
のでそうした保険をかけておきました。
なんだかんだと集めた来た野菜たち、秋に比べれば少し見劣りはしますが
この季節にしては特徴のある野菜たちが思った以上に集結しました。




これらの野菜をグループごとに取りに来てもらって、根菜類は各テーブル
ごとにボイルしてもらい、生食できる野菜は冷水でしめておいて
それぞれ食べやすいようにこども達に切ってもらい。


@オリーヴオイルと塩でピンツィモーニオに、
Aバーニャカウダソースでバーニャカウダに!




それと、春菊とリコッタチーズの詰め物をしたトルテッリ・セージバター風味
みんな嫌いな野菜にも挑戦しようね!



後日談につづく。

2010.05.30
料理教室用野菜の買出し
『こども未来館ココニコ』さんでの料理教室当日、
朝から野菜の買出しに。


前もって数件の農家の方に葉付き、土付きの野菜をお願いして
金曜日の朝市のときに持ってきて頂いているので、それ以外の
路地野菜を調達しに地元新城のグリーンセンターと黄柳野に
買出しに出かけました。


その帰り道、道端に梅の畑があり青梅がパンパンに実っていました。

2010.05.26

2010.05.26
北海道仔羊の煮凝り“コッパ”

2010.05.25
Ristorante CACCIANI
嬉しいことに自分の修行先であるフラスカティのカッチャーニを
訪れてくださる方がお客様の中で何組かいらっしゃっていて、つい先週も
三人の方が行かれて、内帰国された御二方から、お店の近況を
伺うことが出来ました。


これまで試行錯誤しながら自分なりに取り組んできた事。

大好きで温かく受け入れてくれたイタリアを、料理を通して感じて
頂こうとして来た事が、何らかの作用をして彼の地を訪れたいと
思っていただけるような方が出てきてくれたということは
長く携わってきたご褒美かなぁと。



レストラン業界、多産多死産業とも言われています。
お店のみならず、人材も入りやすく、すぐ辞めてもいきます。


左上に写っているステファノ(シェフ)自分が帰国した90年から20年
変わらずにずっとこの店一筋!!!です。


このごろ自分にとっての【修行】って、あの頃ってどんな時間だったのだろうか?
と思うことが以前より増えました。人も数人ながら使うようになって
10年以上が経ち、いろいろな出会いや別れを経験しました。


このステファノに言われたことでものすごく印象に残っていることがあります。

『Hiro、お前はもうここには、戻ってこないんだろ?』

形なりにも人の上にたった現在となっても彼の言葉の真意は未だに判りませんが、
なんとなく当時の自分を思い返してみると、きっとそういった雰囲気が
あって、自分を映す鏡のようにそんな台詞を彼が言ったのかなぁ。と
と、振り返ってみて思います。


でも、その彼からかけて貰った言葉とは裏腹に、ぼくは
イタリアに渡ると必ずカッチャーニ経由で旅行をするので
何度もキッチンを訪れるぼくに、すごく嬉しそうな瞳で
見てくれているような気がしていました。



そしてこの写真でも。



・・・ぼくにとっての、言ってみれば修行とは、この写真を見ていてふと
これだったのかなぁ。・・・当時('90)頃のイタリアで働いていた日本人の
コック(仲間ではなく知り合った)の何人かに『何年も一軒の店にいるのは
勿体無い。』と言われた事があって、自分は人付き合いにそんなに器用では
ないからというのと、気に入った土地に出来る限り長く住むことによって
イタリア人と少しでも深く関わりたいと感じていたような気がしています。



当時自分もホントにこういう方法がいいのかと考えないではなかった
のですが、20年経ってこういった経験からはじめて見えてくる
ものもあると。そんなに多くの料理やレシピは見てこなかったかもしれないけれど
(実際そうは言っても数百のお皿を見聞き、食べてきても
現実にそのまま表現できているお皿は数パーセントほどでしかありません。)
それよりも大事なことはそこで出会ったシェフを中心とするチームで
一緒に汗を流し、笑い悩み、もがいてきたことの方が今の自分にとっては
かけがえのない財産となっていて、今この土地に住みここで手に入る食材、
生産者との繋がりの中で日々取り組んでいる料理の考え方や
それを伝える想いは、今までのそういった営みから感じ取ったものを
自分のフィルターにかけたものであると。




なんだかんだ言って四半世紀料理に携わってきたからこそ
本当に大事なものが判ったのだと思います。





2010.05.23
夏トリュフだからできる山盛りスライス。


ウンブリア風のペーストを仕込みます。

2010.05.20
夜にカメムシ

2010.05.20
イタリア土産

2010.05.20
自転車通勤

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