2012.01.31

雉鳩のジェンツァーノ風

フラスカティを含むローマ南東部の丘陵地帯を “Castelli Romani"と呼び、アルバーノ湖(カルデラ湖） を取り巻くように小都市が点在する一帯で、ローマ法王の 夏の離宮を擁する“Castel Gandolfo"。 この辺り一帯を治めていた領主の邸宅【Villa Aldobrandini】が ある我がフラスカティが、カステリ・ロマーニの玄関口となっており、 その中の一都市に花祭りで有名な“Genzano"があります。

23年前、自転車で、よく休みの日に(お金はなかったけれど、 時間と体力はあったので。)ロードレーサー(自転車）に跨り カステリ・ロマーニの町々を散策をほんとによくしていました。 その時ふと立ち寄ったジェンツァーノ、『花祭りが執り行われる 町の中心部に登る階段』を登りきったCentro　piazza、 教会に面したRistorante　名前はもう忘れてしまったけれど、 そこで何の気なしにオーダーしたCacciagione【ジビエ・猟の獲物の肉】 たしか山鶉と鶫、あと猪だったか、どれも始めて食べる食材で、 肉に塩、胡椒とFiore di finocchio selvatico《野生のウイキョウの 花を乾燥させたもので、この地方を代表するPorchetta(豚の丸焼き） には欠かせないこの地方独特のハーブ》をふって、暖炉で焼いただけの肉 ！！！その時の衝撃はいまだに忘れません。 暫らく前に、イタリアに行かれた方に『何かあちらで入用なものがあれば 買ってきますけれど』とありがたい申し出があり、お言葉に甘えてお願い したのがこの《Fiore di finocchio selvatico》。 その時お店にあったものをすべて買い込んで持ってきていただいたものを 大切に少しずつ使用しています。 普段は、定番豚（種子島豚）にふりかけて炭火焼に。 この時期は、この雉鳩に合わせています。

2012.01.31

雉鳩のジェンツァーノ風

2012.01.27

《的鯛のレモン風味》に下仁田葱の大名焼きを付け合せに。

2012.01.27

遠山さんの下仁田葱

先日テレビで見たのですが、下仁田葱土つき、根っこ付き で、炭床に突っ込んで5分から焼き上げ、熱々のところを 手で一番上の皮をむいてかぶりつく食べ方《大名焼き》 だそうで、早速試してみました。

2012.01.25

2012.01.23

2012.01.21

雉と青首鴨

2012.01.21

ホシ鰈

2012.01.20

今日の仕入れ

黒鮑を蒸し上げました。

滅多に生きたホウボウは見かけません。珍しく形のいいものが、 まとまって水揚げされたようで4本仕入れました。 活け〆のホウボウは、氷じめの箱物と身質が別物です。 さっと炙って暖かいアンティパストとして、先日から始まった プンタレッラと合わせます。

2012.01.20

活け車海老のマリネ“シュエ・シュエ”

このページのトップ　｜　トップページ　｜　お店紹介