記 事 |
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「ちりとてちん」の清八です。 私のコラム「ちりとてちんNo14」で、同じような内容を書かせていただき「異論・反論・ オブジェクション」待っておりましたが、リアクションをいただけませんでした。 当時の内容から抜粋します。 「カウンター越しに直接、オープンキッチンがあり、生の食材が目の前にある状況で、喫煙 する客も客だし、それを許してしまう店側も問題があると思うのは、私が神経質なのでしょ うか。ご本人は、お酒のせいにしてしまう事が多いのですが、食べ終わった食器を灰皿代り にしようとして、仲居さんがあわてている情景もよく目にします。『何で灰皿が置いてない のや、この店は』…言う前に吸しなや。あんたはアホか、ええ年さらして…、心の中ではい つも思うてます」 煙草だけに集中攻撃しますと、今年のゴールデンウィークにコペンハーゲンに行きました。 北欧は喫煙が認知されています。それもかなり強いニコチンまで。いろいろな理由があるの ですが、喫煙が認知されているという事とマナーは別だと感じたのは、喫茶店やレストラン には喫煙席と非喫煙席は分かれていないのですが、周囲に子どもや妊娠されている女性がい るとわかれば、誰も吸っていませんでした。また、周囲のテーブル客に必ず断って吸ってい ました。 ちょっと政治的な話を書きます。あの郵政法案のドタバタの時に、「食育基本法」という 法律が国会で成立しております。ご興味のある方は、ホームページで覗いてみて下さい。 そのうち、「ちりとてちん」で取り上げてみようと案を練っております。さて、この法律で すが、簡単に言うと、もう大人に食材や調理、栄養について法律で規制したり啓蒙しても、 遅いから、子どものうちから教育として教えようという法律です。政府もこれから具体的な 方法を組み立てていくのだそうですが、例えば、小学生のいる一般の家庭には一週間の献立 を提出させて、栄養のバランス、調理内容をプロがチェックし、あまりにもひどい家庭には 指導員が派遣されるかもしれません。また、プロのお店でも、コストを追求するあまり、食 材を理解していなかったり、手を抜いていると思われるお店にも指導員が派遣されるかもし れません。 私は、個人的に、この「食育基本法」に、客・店双方に対してのマナー・エチケットまで 盛り込んでみれば、と考えています。 少し、話が変わってしまいましたが、困ったものです。 |