記 事 |
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シェ・モリヤで働いていたソムリエ小川原さんからご連絡を頂き、ただ今働いておられる豊橋のレストラン「アモンダン」にお伺いしました。 前評判は日本家屋を改築した最近流行りのモダンジャパネスクなレストラン。オーナーはまだまだ若い方のようで・・・。 そう聞くと、私まだまだ若造ですがフランス料理を最初教えて頂いたのが浜松の重鎮シェフたちということもあり、店構えやお皿、盛り付けという格好ばっかりで“味”がない料理なのかななどと思いながら行ってきました。
でも私好きなんです。モダンジャパネスク。実際お店に着くと、日本家屋の外観にステンレスとガラスの玄関がカッコいい!そして店内。お、この椅子はブロイヤーじゃないですか!バターナイフは柳宗理だし。すごく好きです。 そして料理。写真はその日の魚料理「イサキのポワレ」ですが、写真でも分かるように料理はかなりクラッシックです。土地の人の好みに合わせて味付けは濃いめだそうですが、それでも魚の味をちゃんとします。それから肉料理は「チーズ入りポークヒレ肉のカツレツ」。これもオーソドックスな料理。なんか最近のカジュアルフレンチなんかは、何食べたか分からないような料理もありますが、ここの料理は食べごたえもあり腹一杯になります。肉は肉でうまい。写真撮影した鳩も、レバーの旨味がなんともいえません。 オーナーの山本シェフは、若いといってもフランスでシェフをされていて、その時ミシュランの一ツ星を獲得したという実力の持ち主。三ツ星レストランで働かれた方も最近ではたくさんいらっしゃいますが、自分で星を獲ったってのもすごいです。その腕を活かしてどれだけの人々を魅了できるか、今後の活躍を楽しみにされている方も多いでしょう。
ソルトとして豊橋は番外編かもしれませんが、浜松から車で1時間。ちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょう。皆様のご感想をお待ちしています。 |