2018.12.31
落語”芝浜”

ついにやってきました大晦日!

昨日までの営業も無事、ほんとにつつがなく終えることができほっと一息。後は今日のテイクアウトの調理を残すのみとなりました。

毎年オーダーされるオードブル(年越し用の各種料理)の支度をしながらここ数年、大晦日の午前中はそうやって一年の様々な、この調理場で起こった出来事をぼんやりと思い出すひと時です。走馬燈ように。そんな抒情的にとはやっと一年の営業と言う現場を走り切ったばかりなのでいかないながら、無事に一年すごせたな。と。喧騒や、なんやかんやのテンションマックスで過ごした昨日までのフル稼働してきた意識と体のクールダウンのひと時になっています。

いつも一人で作業の時は気兼ねなくパソコンを起動させてYouTubeでその時の気分の配信動画の音楽を流しているのですが、いつものラインナップから聴き始めていたのですが、今日は自動再生の上位に落語が来ていました。それも志ん朝さんの“芝浜”が。さすが大晦日!YouTubeも気が利いています。

落語を流しながら心を落ち着けて作業は進みます。

あと一二時間で一年の締めくくりです。いい年越しの時間になりました。


箸休め 

今日の全ての作業を終え、帰宅すると皆で年賀状のスタンプをやっていてくれました。

ほんと助かります。

 

年越し用のワインと子供用のジュース(とびっきりの)シャンパン用のブドウで造ったぶどうジュース。勿論大人用のシャンパンも2本購入。

もうこの二週間と言うものこの日、7時15分の紅白の始まる時間(それまでにはすべての用事が済んでいる予定)をイメージしてやってきました。まるでオリンピックのスケートの選手が言っていましたが、競技者はオリンピック開催年の何月何日の何時何分。リンク上のスタートラインに立つイメージで日々トレーニングする。その何十秒かの為に!すべてをかけると。

ちょっと大げさですが、そんな気持ちで今日の年越しを楽しみにやってきました。年に一度の家族(東京のさおちゃん夫妻を含め)団欒です。ゴールデンウィークとお盆は帰省してきてくれてもこっちが仕事なので、ほんとに年にこの三日間だけが一年のうちで唯一ゆっくりと過ごせるひと時です。それこそ365日分の3日間の為です。

すべての用事を済ませて家族の席について美味しい料理と美味しいワイン、楽しい家族とのひと時です。今年はシャンパンからスタート。ちょっと贅沢ですが、二週間休みなしで、それも結構今年は頑張れたので労働の対価として年末くらいはちょっと奮発してもいいでしょう。華やかに行きましょう。

 

 


一年の締めくくりに

“一年の計は元旦にあり”と言いますが、ある時『僕はね。初詣もいいんだけれど、それよりこの一年無事に過ごせてことを年の瀬に神社にお礼に行くんだよ。』と近しくしていただいている方に教えていただいてから、自分もこっちの方が自分の実感がわく。と思うようになり最後の仕事を終え、ここ10年来のルーティーンであるおせちを取りに浜松に立ち寄った帰りに三ケ日の濱名惣社神明宮に必ず立ち寄るのが僕のほんとの一年の締めくくりになっています。

 

ゆく年くる年の除夜の鐘の頃の喧騒の時間は知りませんが、参詣の参拝客を待つ直前のひと時の張りつめていながらどこかスーッと一本緊張が緩んでいるようなこの雰囲気が好きです。

だれもいない境内で一年のお礼をしたら、これで一年すべての自分のすることが終わりです。今年も何とか。無事に過ごせました。ありがたいことです。

一年ありがとうございました。皆さま良いお年を!


2018.12.29
差し入れ

きょう東京のさおちゃんが帰省してしてきました。娘たちも楽しみにしていたひと時を楽しく過ごしてくれていました。

ほんとに、有難い話で食事する間もない一日でした。でも今日は大丈夫!お土産。差し入れしてくれていた好物“深川めし”(複数社納入業者アリ)ありがたや。ありがたや。です。

深夜のお昼ご飯、晩御飯兼用で美味しくいただきました。


2018.12.21
嵐の前の静けさ

毎年のことになりますが12月の声を聴くと仕込みに拍車がかかります。よう、こんなに。ってくらい毎日わちゃわちゃ、ごそごそ。せっせと仕込みまくりで過ごしてきました。もうさすがに冷蔵庫、冷凍庫共にパンパンです。それにストックする容器もほぼ出払ってからからです。明日からのクリスマス、押し迫った師走と残り10日。後は日々料理。料理。また料理の日々です。

さすがにもうパソコンも開けないと思います。

 

クリスマスシーズン(うちはクリスマスディナーはやりませんが)を控え、最高に、またパンパンに各種お肉が出番を待っています。

ちなみに短角牛サーロイン、驢馬骨付ロース、同馬、同仔牛、シャラン鴨、北海道仔羊、甲斐路軍鶏。冷凍ストックではありますが、ジビエ各種・雉・山鶉・山鳩・コールベールです。

それに仕入れ肉だけではありません。魚もこの3日で2㎏、3㎏、明日も3㎏の鮃!真鱈の白子も同じく3日間で4㎏とか。もうわけわかりません。

ま。美味しいものたんと用意して皆様のお越しをお待ちしています。

Crespelle al forno

北海道仔羊のスコッタ・ディート カルチョーフィのラグーを添えて“ローマ風”


白糠酪恵舎さんのモッツァレラの“カプレーゼ風”スパゲティ

イタリア産馬肉

馬肉のタリアータ、フレッシュポルチーニ茸のラグーを添えて

 

 

自家製ボッタルガをたっぷりと添えた鮃とあやめ雪のマリネ


2018.12.20
絶好調正木さんの蕪

3週間にわたりせっせと皆さんに紹介してきた正木さんの蕪料理ですが、今日豊橋有機の会の朝市で由貴さんが聞いてきたところによると、今回でこの蕪も終了とのことでしたので、今持っている在庫でこの料理もいったん終了となります。ただ次に控えている別の品種の蕪がこの料理に合うようであれば、もしかして継続できるかもしれません。

業務連絡。


2018.12.19
猫の手も借りたい

Semifreddo di torrone

最後のカラスミが仕上がりました。

先週はお店の営業もいつになく忙しかったのですが、それよりなによりクリスマスシーズンの前倒しの仕込みと、突発的な入荷、今年最後の入荷などなどが一気に押し寄せ、それこそ一人でせっせと。コツコツとでは追っつかない3日間を過ごしました。ほんとに借りれるもんなら猫の手でも借りに行きたい気分でした。

とは言え毎年のことですが大変な作業の繰り返しですが、あ。これは今年の最後の仕込みだ。と言うことが毎日ちょっとずつあり、もう今年はこれを仕込むことはないんだと。

 

 

 

すいません途中です。



正木さんの農場にて

 

マイブームの“焼蕪のアンティパスト”のお陰で金曜日開場の豊橋有機の会だけでの仕入れでは蕪が足りません。この数週間週一で正木さんの農場に蕪を調達に行っています。自宅から5分ほどのところにある彼の農場ですが、街道から少し入った住宅地と雑木林とに挟まれたなかなか素敵な立地で、吉祥山も真正面に見え景観もばっちりです。

それに山羊さんも元気です。

なんかいいっしょ。わが道を行くって感じで。人生こうありたいです。

12月上旬の頃正木さんも『温かくって野菜が育ちすぎて困る』なんて言っていたのが嘘のような最近の冷え込みです。


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