高校生の頃は時間が取れると一日映画館にこもって二本立てとかの映画を2ローテーションとか朝から最終までどっぷり浸かるように観続けたことを思い出します。もちろんそんなのに付き合ってくれる人なんていないので一人で思う存分自分のスタイルで過ごしました。
調理師学校時代は、こん時も友達いなかったので、一人で難波だったかの古い映画を1000円で上映している名画座みたいな映画館に何度も通いました。『卒業』とか『フィールドオブドリーム』『黄昏』とか観てたな。
イタリア時代も一人だったんで(そう思うと結構寂しい青春時代です。今気付きました)それとイタリア語を勉強したくって、映画館だと嫌でもイタリア語を浴せらせるし、向き合わざるを得ない環境に持っていけるので。第一にもちろん映画が大好きなので。渡航したばかりの頃なんて、二時間映画館で座っていて分かる単語が3つとか4つ!それを「イタリア語の勉強をせねば」と自戒の念を持ちながら又次の映画って過ごしていました。懐かしい。
ローマ修業時代一番印象に残っているのはカンポ・ディ・フィオーリ広場に面した古い映画館。こここそ映画に出てくるPARADISO映画館のような。そんな映画館で観た『Nuova cinema Paradiso・ニューシネマ・パラダイス』ここで観といてほんと良かったって今思います。
東京で働き始めたらもう全く映画を観に行かなくなりました。当時、修行の大変さでたぶん町の喧騒の中の雑踏に身を置きたくなかったんです。大阪とかイタリアでは孤独感を感じなかったのが東京ではものすごく寂しくって、楽しそうなカップルの間で映画を観る気になりませんでした。
その後結婚して子供もでき、今度は自分の時間が無くなっちゃった。ただ子供と過ごしていることは大好きだったので、またいつか自分もしくは夫婦の時間ができた時で、それからでいいや。って思って過ごしてきました。家族ファースト!
それこそ最近では大きくなって、それにこれまでの教育が功を制して、子供達とレストランに行ったり、ボーリングをしたり、この間までは遊園地や動物園からランクアップ!とはいえ遊園地や動物園なんかも何十年ぶりかに子供を伴って行けた時はとても新鮮でしたし、親になった実感を味合わせてもらいました。それはそれで楽しい思い出です。
で。最近は少しずつですが、夫婦二人で合間を見て出かけることも年にほんと一二度ですができるようになってきました。
で、年末年始の激務の明けたこの月曜日にお休みをいただいて(半分仕事で棚卸はしましたが)午前中モーニングショーの時間,朝一放映分で『ボヘミアンラプソディー』を観てきました。
12月頃いつも聴いているラジオや周りから信頼できる情報としていいよ。と、いくつも入ってきていたので、これは今日行かんで、いつ行くの!と。
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