10時の開店早々に朝湯をいただき、気分爽快!一週間の始まりのリセットを楽しむようになり、なんかこの一週間大丈夫でしょう!って思ってスタートを切れるようになりました。
で、ある時聞いた『その町の民度(文化度)は、古本屋の数と老舗の和菓子屋の数(銘菓)だ』ってすごく印象に残っている話で、ご多分に漏れず仕事場のある豊橋も、生活圏のこの新城市も老舗の和菓子屋さんが少しずつ減ってきています。銘菓とは言わなくとも職人のおじいちゃんがコツコツと作っている温かみのある和菓子、お饅頭とか羊羹、時期的には柏餅や草餅なんかをおばあちゃんが楚々と包んでくれるようなお店はこの数年で廃業するお店が増えてきました。さみしいことです。
ちょうど、温泉の帰り道に以前教えて頂いた小さな和菓子屋さんに毎週立ち寄って定番の酒饅頭と薄皮饅頭、草餅なんかを買うのがささやかな楽しみになっています。
一つ、ここの酒饅頭は、自分が半田出身で、地元の人はたいてい知っている”亀崎饅頭”俗に言う”亀まん”と言う酒饅頭があるのですが(名古屋で言うと納谷橋饅頭)ちょっとごわっとする肌合いの酒粕の利いた饅頭の皮に濾し餡が絶品なのですが(硬くなると昔はストーブにのっけて、今ならトースターで焼くか、油で揚げても一味違って美味しい)三河に来て酒饅頭でそういった風合いのに出会ったことがなく、諦めていたのですが、ある時頂き物をおすそ分けしていただいて出会いました。
休日の午前中の、最近始めたささやかな楽しみのお話。
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