娘(三女)の通う高校は実家から自転車で約30分ほどの距離になり、基本自力で通学してくれています。ただ雨天の日は、ほかに通学手段がないので送ることは可能なのですが、帰りが徒歩約一時間ほどかかり、しかも夕暮れが早くなるとそのルートは森を突っ切るような形になるのでこれからの季節できれば通りたくないとのこと。もちろんです。田舎道にしても交通量が比較的多い街道を経由して徒歩だと約1時間半かかる道だそうです。
で、由貴さんがぽっと提案した「お店に来る?」が発端で、最近週二くらいの頻度で遠回り(どころか)ではない距離JR飯田線で通ってきます。
もう一つ、うちのババがメニエールで1週間ほど臥せっていてそんなこともありかえって気晴らしに豊橋に出てくれば。って意味合いもありました。
うちの子供達田舎の大らかな暮らしをしてきたので街に自力で出るってことが中学までほぼなく、ほんのつい最近のこと、その分夕方の駅ビルの無印やスタバ、精文館書店なんかは一人歩きが目新しいようで、お店の営業の落ち着くまでそういったところで時間を喜んでつぶしてから頃合いを見計らって来店し、賄い(食べたいものを言って)片付けが終わるまで宿題なんかをしながら過ごしています。
イタリアで過ごしたレストランの多くが、忙しいさなかでも家族のと語らいをうまくやり繰りしているのをはたから見させていただいていました。自分もお店をもって、家族が出来たらそんなお店でありたいと思っていました。ゆっくりですが(オープンして早24年)少しづつイメージに近づいてきました。
ババによく言われる言葉があります。「娘たち、ほんとパパママそしてフラスカティのことを誇りに思っているよ」ありがたいことです。
そして冒頭の「ドルチェは別腹!」は、賄を食べて「お腹いっぱい」って言った娘に『じゃあ。ドルチェはいらない?」って聞いた返事です。”別腹”だそうです。
|