2020.04.06

時節柄なかなかホームページを開くことにためらいを覚えます。何を書いたらよいのか・・・。冷静に。落ち着いて。身の丈に合ったことをしていこうと思うばかりです。

今日から、もやもやした思いを少しでも和ませようと、近所を散歩(ウォーキング)を始めることにしました。あたふたした状況を少しでも自分なりに過ごそうと。

外で感じたストレスをどうやって緩和するか。って話で、以前聞いた話ですが気に入って自分も実践していることなのですが。ストレスには、また新しいストレスをかけてやると前に感じていたストレスを緩和できるって話です。例えば見たくないTVを着けてみると、そのストレスで今まで感じていたことが和らぐって事例を聞いて。あ。そういうことか。と、それから意識してそうするようにしています。

とは言え3月2日?だったか突然の学校休校に伴う巷の空気が一変した時期から早くも一か月が過ぎ、勿論この一か月に刻々と状況の悪化がありました。・・・僕が改めて書くことではないので止めます。

で。この一か月それなりに過ごしてきましたが、初めの頃はうだうだ。あらがってもと言う思いがありましたが、さすがにちょっとこれはいかんなあ。と思うに至り、それと、先日何気ないところでずっこけて指を脱臼するというアクシデントもあり。しばらく前からかかり付けの整形外科のドクターにも『忙しいだろうけれど、なんとか時間を作って下半身を少しでも鍛えなさい』と何度か言われていました。ちょうどいいきっかけだ。と思うに至りました。

自営業の友人で、朝ウォーキングして自分の体をケアーしている友人がいるのでちょっとアドヴァイスを仰ぎ、昨日歩くルートをチェックした地元の田舎道を少し早起きして散歩することにしました。

 

久しぶりに見る小学生の通学風景。当たり前だったことが改めて見ると、なんかとても新鮮に見えます。

今日は雉を二羽確認することが出来ました。


2020.04.05

空なんて久しく眺めていなかったんだなあ。と改めて気付きました。

すっごくいい天気!


何気ない構図ですが、ちょっと懐かしい風景です。

子供の頃、一度小学校が建て替えになり、引っ越しをしているのですが、建て替え前の旧板山小学校(絵にかいたような木造の校舎でした)の校庭にはグランドを囲むように桜が植わっていて、当時のこの時期には、学校で花見が行われるくらいの風情がある学校でした。

その頃勿論子供たちは、野球を学校ですることが毎日のルーティーンでした。こんな感じで、当時子供には立派に見えていましたが、今思うと小さなバックネット、こんな感じです。桜もこんな感じに咲いていました。

自分にとっては懐かしい風景。

どうしてもここのところ、少なからず入ってくる言葉が強かったり、誠実そうに見せていて真実味がなかったり、何を言いたいのかわからなかったりと、嫌な言葉が世の中に溢れているように感じています。

久しぶりに『竜馬がゆく 司馬遼太郎著』を読もうとカバンに潜ませてはあったのですが、3月までに読み始めていればよかったのですが、このところのそんな雰囲気の中でちょっと足踏み。

どちらにしても新しい本を手に取るにはちょっとエネルギーがいるので、本棚から偶然手に取ったのがよしもとばななさんのエッセイ。

ほんの何気なく手に取り、久しぶりに読み進めていくと優しくて、相手のことを思う言葉。勿論その行間には、もがいたりあらがったりした形跡は感じますが、それはそもそも創作の証の痕跡。

もともと女性作家さんの筆致はなぜか自分は避ける傾向にあるのですが、ばななさんはオッケイのようで、一度読み終わった時にこの作家さんならばほかの作品も読める。って思ったことを思い出しました。

久しぶりに再読しているのですが、こんな時期にはちょうどうってつっけの本でした。言葉がささしく、でも芯がある。骨格がしっかりしてる言葉たち。伝えたい思いが詰まっているからなのでしょうかキュッと中まで入ってきます。ちょっとビタミンになる今の自分にはタイムリーな本です。

その中の一節

“雨にはあめのしあわせがあり、

寒くても空気が澄んでいるのを味わい、

寝不足なら寝るのを楽しみにしよう。

その場の楽しいこと、

美しいことを数えよう。”





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