2021.02.25
Crema caramella

今日の賄

2021.02.20
酒饅頭

朝の散歩を始めて、休日も同じように朝7時に起こしてもらっています。時間にゆとりがあるので平日とは少しルートを変え距離を歩くようにしています。正木さんの農園にも立ち寄り、休日ならではの会話も楽しむようにしています。

今までであれば、9時過ぎにもぞもぞと起きだし、コーヒーを飲みながらTVを観つつ、うだうだと時間が過ぎていました。ちょうどこういう早起きな、時間の巡りに変えたので、思い切ってこの地の利を生かして日帰り温泉”梅の湯”さんに行く道すがらにある”ごんたく長篠”で婦人会のおばちゃんが漬けた沢庵や糠漬け、柚子胡椒やゆず味噌などなど、季節の地野菜を仕入れながら、朝湯を楽しむようになりました。

10時の開店早々に朝湯をいただき、気分爽快!一週間の始まりのリセットを楽しむようになり、なんかこの一週間大丈夫でしょう!って思ってスタートを切れるようになりました。

で、ある時聞いた『その町の民度(文化度)は、古本屋の数と老舗の和菓子屋の数(銘菓)だ』ってすごく印象に残っている話で、ご多分に漏れず仕事場のある豊橋も、生活圏のこの新城市も老舗の和菓子屋さんが少しずつ減ってきています。銘菓とは言わなくとも職人のおじいちゃんがコツコツと作っている温かみのある和菓子、お饅頭とか羊羹、時期的には柏餅や草餅なんかをおばあちゃんが楚々と包んでくれるようなお店はこの数年で廃業するお店が増えてきました。さみしいことです。

 

ちょうど、温泉の帰り道に以前教えて頂いた小さな和菓子屋さんに毎週立ち寄って定番の酒饅頭と薄皮饅頭、草餅なんかを買うのがささやかな楽しみになっています。

 

一つ、ここの酒饅頭は、自分が半田出身で、地元の人はたいてい知っている”亀崎饅頭”俗に言う”亀まん”と言う酒饅頭があるのですが(名古屋で言うと納谷橋饅頭)ちょっとごわっとする肌合いの酒粕の利いた饅頭の皮に濾し餡が絶品なのですが(硬くなると昔はストーブにのっけて、今ならトースターで焼くか、油で揚げても一味違って美味しい)三河に来て酒饅頭でそういった風合いのに出会ったことがなく、諦めていたのですが、ある時頂き物をおすそ分けしていただいて出会いました。

休日の午前中の、最近始めたささやかな楽しみのお話。

 


2021.02.18
Tortelli d‘ortice

ローマ、フラスカティ(LAZIO州)で生活していた時にはレストランのメニューや修業先の調理場で出会ったこと、見たことはありませんでした。

 

すいません途中です。


テイクアウト

心を込めて作らせていただきました。


2021.02.13
冷製キャビアのフェデリーニ

2021.02.12
早起きは三文の徳

朝の散歩途中で、ご近所の軒先に子供の落書きが残されていました。朝からこんなちょっとした出会いですが、ホックリ心が柔らかくなります。一日良い気分でで過ごせます。


2021.02.11
新潟網獲り鴨の”ジェンツァーノ風”

2021.02.10
朝の散歩

緊急事態宣言の延長を受けたことと、豊橋市の感染者の急増やクラスターなどの影響もありぐんと人の動きが変わりました。もちろんそれはこの状況下ではいいことととらえ、なんとか乗り切ろう。と言うことではありますが、如何せんメンタルがやられそう!

4,5,6月と前回の緊急事態宣言下において毎日のルーティーンとして朝の散歩を取り入れていたのですが、7月になり営業が通常に近くなり、暑さもぐんと増してきて暫くやめていたのですが、この機に再開することにしました。

今日は休日と言うこともあり帰宅時間のお尻(制約)はありません。再開して1週間と言うこともあり足もだいぶなじんできたので、今日は正木さんの農場までルートを変更して足を延ばすことに。

それはそうと、今日はこの一週間でも一二番の冷え込み。霜がバリバリです。

 

 

人は朝日を浴びることは好い。って聞きますが、キンキンに冷えた空気の中朝日を浴びながらを歩くのはまた格別です。


2021.02.05
好い道具

京都辻和さん焼き網を数年前に購入して大変気に入り、先日二代目(予備として)購入しました。

 

自分の今考える調理法は、何せ食材重視で火入れ一発なもんですから、どうやって火を食材に充てていくかって発想から調理器具を選定しています。ホントに自分の今これを食べていただきたいってものを仕入れて、それを火の入れ方に合わせてカットして塩をするだけで焼くんですから。その熱源にあった地調理器具を探すだけとなります。

そういう考えに至ったのも常連のお客様の声が「あんたんとこは、食材がいいんだから、ちゃんと焼いてくれたらそれだけでいい」って何人もの方に言われ、ある意味吹っ切れた部分があり、これも幸いなことに自分の見てきた。食べてきたイタリア料理で今でも食べたい。であったり食べていただきたい料理って。考え方が双方一致したこともあり、それを自分なりにブラッシュアップさせてきたのが今のうちの料理と言うことになります。

食材の大半が炭火焼での調理になり、この辻和さんの焼き網は営業が暇で炭をおこしていないとき(短角牛はどんな時でも炭をおこしますが)脂の多い、たとえば豚肉(今は使っていません)、鶏肉、鴨などは時によって部位によってはこの焼き網の方がいい場合もあります。

この道具の何がいいかと言うと、このコンロからの火の距離(網の高さ)が抜群です。高くもなく低くもない。絶妙な距離!さすが老舗、職人のなせる業だとつくづく実感する今日この頃です。


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