母の日

自分にはすでに母親がいませんが、毎年“母の日”が来ると、実の母親のようにかわいがってくれて、お世話になっているお母さんに、感謝の気持ちを込めてプレゼントを持って行くんです。

そのお母さんとは、近くに住む匂坂三代子さんという方です。お店がオープンして、今月で丸9年になるんですが、オープン以来ズーっと店の周りにある庭の手入れをしてくれています。
ハーブ、花、フルーツなどを、毎週来て手入れしてくれるんですが、一切お金を受け取られずにボランティアでやっていただいているので、その代わりに、お礼としてご家族を食事にご招待しているんです。
ご家族である娘さん（玲子さん）はご自宅でバラ園をやっておられるんですが、出荷できないバラをいただいて、店のテーブルに飾らせてもらってます。

来店されたお客様には、「いつ来てもお庭がきれいに手入れされていて、シェフはお庭の手入れもされて大変ですね。」と言って頂いています。そして、「テーブルのバラもいつもきれいで、バラ代も結構かかるんではないですか？」などと聞かれると、その度にお母さん（ご家族）に感謝するのです。

お母さんが庭の手入れに来ていただく時に、一緒にカフェ・オレを飲みながらお喋りする（愛を語り合う）のが楽しみのひとつです。
いつまでもお元気で、庭の手入れやお茶をしながら、愛を語り合っていきたいと心より思っています。

お母さん、ありがとうございます。