「浜松ぐるめ探偵団」に紹介されて・・・!

2月初旬、静岡新聞の折込「フランス料理編」に紹介していただき(12店舗)、想像以上に反響がありビックリしました。まだ、駅前に移転した事を知らない方が多く、この小雑誌を見て来て頂いている方が最近多いです。
店の紹介の文章を読まれて「今度の店はカジュアルで、リーズナブルでカウンター席もあるみたいだから、予約もしないでフラッと普段着で来ました。」と来られたり、一人で来られる方も多く来られています。
カウンター席を作った事で気軽に、昼休み、買い物帰り、コンサートの後に、と街中(駅前)にあるゆえ、来やすくなったといわれています。以前の大平台、浜名湖オーベルジュでは、少し高級なイメージでしたので、なおさらだと思います。

まだまだ、「シェ・モリヤ」を知らない方達がいっぱいいますので、料理教室や料理講習会に出向したり、遠鉄百貨店のデパ地下グルメフェアーをやったりしていきますので、どこかで自分に会ったら声を掛けて下さい。心よりお待ちしてます。
1
紹介された紙面
 
フランス研修に行ってきました・・・!
1
馬田シェフとフランスで再会
2月13日〜18日(6日間)、久しぶりにフランスの土に触れ、空気を吸ってきました。毎年12月から1月にかけてバカンスで帰国する、フランスに29年いる友人、馬田シェフに会いに行ってきました。(研修もかねて)
シャルル・ド・ゴール空港(パリ)まで馬田シェフが迎えに来てくれ、車でエペルネ(1時間30分)(シャンパーニュ地方のランスの隣町)に行き、馬田シェフの友人のホテル・レストラン、ベルソーでディナーをいただいてシャンパン尽くしでした。(以前キャトルセゾン、シェ・モリヤにいた若い料理人は、必ずこのレストランで研修させてもらっているレストランです。)(今回は水野シェフが1ヶ月間研修します)
次の日の朝から、ワイナリーに連れて行ってもらい、シャンパンが出来るまでの説明を。カーヴ(シャンパンの貯蔵庫)で聞いたのち、テスティングルームで6〜7種のシャンパンを飲ませていただいたんですが、日本に入ってこないシャンパンばかりで、とても美味しかったです。(残念ながら、自分はあまり飲めないので、口の中で転がして、ワインクーラーに出して全種類を試飲しました。)近くのビストロでランチして、午後は別の畑に行き、作り手の製法が違うので、また説明を聞き、6〜7種類のシャンパンをテイスティングさせてもらいました。一度にこんなに沢山の違うシャンパンを飲めるのはフランスに来た時だけです。本当に贅沢な事です。アルコールの強い人はワインクーラーに出さないで、全部飲んでました(うらやましぃ〜!)
1 1 1
シャンパンを飲み過ぎてダウン
しているシェフ
ワイナリーにて
樽の中に眠っているシャンパン

そして夜は、馬田シェフのシャトーの中にあるビストロで「バレンタインディナー」をいただきました。少し期待はずれでした(馬田シェフが、食事が終わった後に厨房に行き、ビストロのシェフに、良くなかったと注意してました。馬田シェフの厳しい目つきにビックリ。)
次の日のランチは、いよいよメインのシャトー、レ・クレイエールで、馬田シェフのスペシャリティーをいただきました。馬田シェフは、自分たちの為に3日間休みを取って、ズッと一緒に食べ、料理の説明をしてくれました。出てくる料理全てが手をつけるのがもったいない様な、綺麗な料理でした。
1
1 1
ワイナリーのビストロシェフと
ランス(レ・クレイエール)の
フィリップ シェフと
クレイエールの厨房にて
シェフを囲んで

この店のシェフは2年前に変わって、来たばかりのシェフで、去年フランス料理コンクールで優勝(MOF)した実力のあるシェフで、まだ37才との事。ミシュランの星が30年間三つ星だったんですが、6〜7年前にシェフボワイエが引退して、星がまたたく間に一つ星になり、現在のシェフになって今年の3月には、2つ星になるとの噂が出ていると、馬田シェフが言ってました。(2つ星になったら、ミシュランの本とシャンパンを送ってくれる約束をしました。とっても楽しみです・・・そして来年には三つ星にと張り切ってます。)
現在、16人の料理人がいるんですが、馬田シェフが一番長くいて(20年スーシェフ)、厨房を仕切っているとの事(スゴイ!)。食事が終わって。厨房に挨拶に行くと、一人ずつに握手して、どうだったと聞かれ、美味しかったというと本当に嬉しそうな笑顔で、こっちまで嬉しくなってきました。シェフだけが真剣に馬田シェフに聞いて、ホッとした様子が印象的でした。(シェフが馬ちゃんに、一目置いてる様子がスゴイと思いました。)のちに、ワインセラーも案内してもらったんですが、シャンパン、ワインの多さにビックリ。もっとビックリしたのは、馬田シェフの棚まであるんです。(知人が来た時に出したり、お土産であげるとの事。自分も特別なシャンパンをお土産にいただきました。)
ランチをして、時計を見たら4時を過ぎてました。アッという間のランチでした。タクシーを用意してくれ、帰り際抱き合って、なんだか涙が出てきてしまいました(馬田シェフの心遣いに。。)そしてパリへ、シャトーでの食事の余韻が残っていたので、パリのビストロ(ディナー)はキャンセルしました。
次の日のランチは、また別の友人で、30年フランスにいて、22年前にパリのオペラ座近くに小さなレストラン(ビストロ)を開き、オーナーシェフでやっているレ・カルトポスタルの渡辺シェフの店に行きました。自分が以前フランスにいる時、ブルターニュで一緒に働いた仲間です。渡ちゃんとも久しぶりだったので、とても嬉しかったです。彼の料理はとても軽くて、日本人に合う料理で、美味しかったです。我々が店に行く前に、日本でも有名なステラマリスの吉野シェフが、前日パリに来ていて、渡ちゃんが自分が来た事を話してくれ、食事が終わってからステラマリスに会いに行ってきました。
吉野シェフとは、フランスにいた当時からの友人なんですが、以前小田原で「ステラマリス」をオープンした当時から、又東京に「タテルヨシノ」をオープンさせ(2店)、今ではミシュランの5つ星を持つシェフとして有名です。東京とパリを行ったり来たりしていて、今最も忙しい、イケイケシェフです。日本と違いパリで会ったので、ゆっくり話をする事が出来て楽しかったです。
1
1 1
パリのレ・カルトポスタルの
渡辺シェフと
パリの有名なステラマリスの
吉野シェフ
偶然、東京のアラジン
(川崎シェフ)とエベルネにて

そして、エペルネでも東京でお店をやっている(アラジン)の川崎シェフにも会え(ビックリ)、今回のフランス研修は、いっぱい仲間たちに会えた、とても充実したフランスの旅でした。また来年も行けるよう、スイッチONにして頑張っていきたいと思います。今回の研修では、馬田シェフの気遣いに感謝感謝!水野くんのこと1ヶ月よろしくお願いします。そして、今年12月に日本で会えることを楽しみにしています。

フランス研修のスペシャルメニューも3月7日からやりますので、是非この機会に食事にいらしてください。そして、声を掛けていただければ、フランスの話をさせていただきます。心よりお待ちしております。
A’ bientot!!
1
1 1
見た目も美しい前菜
美味しかった仔羊料理
とても可愛らしいデザート

 

 
 

シェフ  守屋 金男



Copyright © 2024 Salt.com All rights reserved.