スイスから書類が届いて・・・・・・！！

26歳の時、日本司厨士協会よりスイス（ローザンヌ）に派遣され、1年間ローザンヌ（レマン湖）のレストラン（ラ・ボワール・ドール）で働いていたんですが、昨年、日本とスイスの間で年金制度が成立して、1年間分の年金が戻るとの書類がエアメールで送られてきました。

手続きの書類が全部英語で書いてあったので困ってしまいました。（フランス語だったらなんとかなったんですが）
そう言えば、料理教室の生徒さんの中で、以前ハワイで働いていた生徒さんがいたので、英語が堪能とのことだったので頼んだら、即翻訳してくれたので、書類を書く事ができ本当に助かりました。

当時（26歳）のパスポートの写しが必要だったので探していたら、スイスのレストラン（ラ・ボワール・ドール）で働いていた頃の写真が出てきて懐かしく思い出し、タイムスリップしてしまいました。26歳からスイス、フランスに修行に行って、自分にとっての青春でした。仕事も勉強も一生懸命でしたが、遊びも寝るのを惜しんで楽しんでました。毎日がナポレオンでした。（ナポレオンは3時間しか寝なかったとの事）（笑）
とても充実していた頃でした。

写真を見ると、若かったなーと、つくづく思いました。（今でも変わりなく若いですけど！！）

次回フランスに行く時は、スイス（ローザンヌ）のレストランに顔を出してみたいと思います。スイス（ローザンヌ）での1年、多くの思い出を有難う。

Merci Lac leman!!

39年前のスイス（ローザンヌ）のレストランの厨房にて

レストランのテラスにて	仕事後、仲間とパーティーにて

オフの日。 有名なシャトー、シヨン城にて	オフの日。 山頂にて	オフの日。 スキー場にてスキーをしているシェフ

2年ぶりに人間ドックへ・・・・・！！

毎年人間ドックに検診に行っているんですが、去年は股関節の治療で行けなかったので、今年は先月（10/7）に行ってきました。早く終わりたいので、朝の7時前に行ったんですけど、なんと、もう17人も並んでいてビックリでした・・・一番だと思っていました。

午前中にすべてチェックして、11時から昼食なんですが、友人がシェフをしているホテルの料理人が1人来て盛り付けをしてくれるんですが・・・これが病院の栄養士がカロリー計算した料理なんだと思いました。バランスはとれているんですが・・・ホテルの料理人は大変だと思いながら食べました。

午後は先生の診察があるんですが、店のお客様でもある先生がいつもいるんですが、申込みをする時、先生の名前を言ったら、受付の方がその日は先生がお休みとの事でしたので、当日順番待ちをしていたら、看護師さんが来て、今日先生がいますので、先生に診察してもらえますと言われ、診察室に入るといつもの先生と違い、少し喋り方が聞き取りにくく、ビックリしました。2年ぶりだったのでその間に病気でもされたのか？そう言えば2年ほど店にも来られていなかったので・・・・・・

もっとビックリしたのは、自分が診察する時に名札を掛け、自分が終わったら看護師さんが名札をはずしていたので、えー、自分だけの為に診察してくれたんだと思い、申し訳ないと・・・先生の名前を言わなければ、と思いました。でも帰りに、11月に忘年会で店に行きますと言っていただいたので、病気も良くなったんだと、安心しました。

先生、僕だけの為に出勤していただき、本当に有難うございました。
11月には皆さんでいらしてください。お待ちしてます。お身体大切に・・・
おかげ様で異常はなく、健康との事でした。（良かった！！）

兄貴の四十九日をやりました・・・・・

8月27日に亡くなった兄貴（長男）の49日を、10/5自分の店でやりました。昨年（2月）に、兄弟6人が集った時以来でした。親戚の人達で、まだ移転してから来た事がない人達もいたので、今回店でやってよかったです。兄貴も昔から自分の店に来るのを楽しみに来てくれていたので、今回皆が集ってくれたので、きっと天国で喜んでくれていると思います。博司（日本ハム）だけが、まだシーズン中で来れなかったので残念でした。

実家のお墓に納骨に行ってきたんですが、お祖母ちゃん、お祖父ちゃん、親父、おふくろの事を思い出し、おふくろが作ってくれた「煮っころがし」が食べたくなり、幼少の頃を思い出し、おふくろが「料理は愛情と真心で作るんだヨ」と言ってくれた事を改めて思い、原点に戻ったような気がしました。
お墓参りに行くたびに思い出させてくれます。もっともっとお墓参りに行かないと・・・・・

今日も（日々）愛情と真心を込めて料理を作っています。今日は兄弟、親戚の皆に自分の料理を食べてもらい、美味しかったと笑顔で言ってもらったので本当に良かったです。又、一周忌に皆会いましょう。

兄貴の写真を持って、 親族全員集合！	兄弟たち

オーク時代の先輩のお疲れさま会を・・・・・！！

フランス料理の世界に最初に入ったオークでの修行時代（18歳）大変可愛がってくれた先輩（元・ホテルコンコルド総料理長）佐渡さんが今年の5月でホテルコンコルドを退職されたので、昔の仲間達とお疲れさま会を先日（10/21）やりました。

佐渡さんには入社（オープン時）以来〜現在でもお付き合いをさせていただいているんですが、当時出張パーティー（今でいうケータリング）が頻繁にあったんですが（100〜200名）、模擬店コーナー（ローストビーフ・スモークサーモン・おでん・ヤキトリetc.・・・）があり、一コーナー１人料理人が立つんですが、佐渡さんと自分は必ずコーナーに立ち、お客様に振る舞っていました。佐渡さんは人あたりがよくいつも笑顔で、お客様、従業員からも人気者で、女性にも大変もてていました。いつも優しくて相手思いで、憧れ的な存在でした。今、こうして笑顔で優しくいられるのも佐渡さんの影響が大きいと思います。

その当時、先輩は絶対的な存在で逆らえませんでした。オークのオープン当時はほとんど、今井ムッシュが東京から料理人を連れてきたので（佐渡先輩も）、皆先輩達で圧倒されていました。（当時料理人は常に24人いました）自分は初めてのフランス料理で、田舎者で、鍋洗いからのスタートで、毎日白衣がビショヌレでした。でも、一度もいやになった事がなく、楽しかったです。（好きで入った道なので）1年〜2年すると、先輩達が1人辞め、2人辞め・・・そうするとセクションが空くので徐々に上に上がって、8年頑張ったら今井ムッシュから、もういいからスイス、フランスに行けと言われ、その言葉を待っていたので本当に嬉しかったです。スイス、フランスに行ってもオークの8年間が一番大事な時期でした。（基礎を学べた事）今あるのも、今井ムッシュ、オークのおかげと感謝してます。

佐渡さん、長い間お疲れ様でした。これからはのんびりされ、旅行やゴルフで楽しんでください。又昔の仲間とも久しぶりに会え、楽しいひと時でした。

昔の仲間達と	佐渡先輩を囲んで

P.S.
オーク時代の同期でもある友人、馬田くんがフランス（ランス）にいるんですが、同期である南竹くん（エピファニー）がヴァカンスで馬田くんの店（ランス・レ・クレィエール）に行って、今回佐渡さんのお疲れさま会をやると伝えたら、馬田くんからシャンパーニュ（マグナム）を佐渡さん、皆さんで、といただき、おつかれ会をやる朝に南くんが帰国して持ってきてくれ、皆でいただいたんですが、12名いたんですがマグナムだったので全員飲めてとても美味しかったです。（フランスのエスプリを感じました）（マグナムだったので南くん持ってくるのにさぞかし重かったんでは？ありがとう）

馬ちゃん、本当に有難う。皆とても喜んでました。12月、帰国する時はお返しに自分の料理をごちそうします。今から楽しみに待ってます。そして、大好きなうなぎの蒲焼、食べに行きましょう。
“ア・ビアントゥー！！”

馬田くんからマグナムの シャンパーニュをプレゼントされて （2年前にフランスに行った時の写真）