大平台から17年が過ぎました!!
浜松市大平台(佐鳴湖西岸)から浜松駅前に移転して先月(6/14)に17年がアッという間に過ぎました。
シェフとして、磐田キャトルセゾンで10年、浜名湖オーベルジュキャトルセゾンで10年、そして独立オーナーシェフとして、浜松大平台(佐鳴湖西岸)シェ・モリヤで10年、そして浜松駅前に移転して今年の12月で7年になります。シェフとして20年、独立して17年、計37年目になります。
フランスから帰国して37年、料理もかなり変わってきていますが、「野菜が主役になる料理・バターを極力使わない身体に優しい料理」は、今になっても変わることはありません。なぜならば、フランスで修業していた当時は、あまり野菜は使わず、少しの付け合せでした。そして、料理を作る時は、いつも右手にバターを持ってソースを仕上げていました。これでは身体に良くないと思い、帰国してからは、当初から野菜を沢山使い、生産者とも直接畑に行って話し合ったことを今でも忘れません。今では当たり前に、野菜は身体に良いから沢山食べましょう!とか、食育、地産地消と言われています。現在はフランスでも、「野菜だけのフルコース」、それも三ツ星で出されています。37年過ぎると、料理も変化して、フランスでも日本でも健康志向になってきています。37年前からやってきた料理が間違いないことが分かり、これからも、もっと、もっと、料理を追及していきたいです。
料理の追及は、何でもありではなく、フランス料理の古典をベースに王道な料理を守り、現在の健康料理にアレンジしていきたいと思い、37年の料理を振り返っている今日この頃です。これからも、進化した料理を作っていきますので、是非お店にいらして下さい。こころよりお待ちしています。
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大平台店の厨房前にて |
駅前に移転してからの
カウンター席にて |
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そして、次の日(6/15)に30歳(自称)を迎えました。
誕生日には特別な思いがあり、亡き「おふくろ」に感謝する日でもあります。また、これから1年、初心に戻って「真心と愛情を込めた優しい料理」を作って精進していきたいと改めて感じた1日でした。
沢山の人達から、お祝いのお花・シャンパーニュ・大好物のドラ焼きetc…を頂き、フェイスブックでは沢山の方々からお祝いのメッセージを頂き、本当に有難うございました。
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ホテルのシェフがフランス(ランス・レ・クイエール)に研修に行き・・・
先月(6/27)に、ホテルコンコルド浜松にて「フランスグルメ紀行 凱旋帰国 美食会」があり、お客様と行ってきました。
ホテルコンコルドの料理人は、シェフになるとフランスへ研修に行かせてもらうんです。その研修先は、友人でもあるランス(レ・クレイエール)の馬田シェフのお店です。コンコルドが36-7年前にオープンし、オープニングの立ち上げに馬田シェフと自分がお手伝い(ヘルプ)に行き、それ以来のお付き合いで、もう5~6人は彼のレストランへ研修に行っています。自分も、オークにいる時代に馬田シェフと出会い(38年)、それ以来の親友です。
今回、ホテルコンコルドが、研修の成果(杉山シェフの)と企画したので、常連さんと行ってきましたが、とても美味しく、しっかり勉強してきた成果が現れていました。
杉山君、とても美味しかったです。これからも頑張ってください。
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レ・クレイエールの玄関 |
数々の料理 |
当日のメニュー |
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