ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、いろいろなものを取り上げていきます。 | ||
今回は“ムーラン ア ヴァン”からのレシピです。 ブロシェット(brochette:仏)とは、フランス語で“串”または“串焼き料理”のこと。 みなさんはやはり串焼きといえば居酒屋の焼き鳥やバーベキューを連想するのではないでしょうか。そんな串焼きの醍醐味は、もちろん好きな具材を自由に組み合わせられるというところ。そして手軽で…庶民的?いえいえ侮る事なかれ。醍醐味と手軽さはそのままに、ちょっと贅沢気分を味わえる串焼きをご紹介します。 |
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ブロシェットには肉類や魚介類、野菜類を交互に刺して炭火や網で焼く方法があるそうですが、今回は小麦粉をつけてフライパンで炒め焼きにする手法をムーランアヴァンの鈴木シェフに教えていただきました。濃厚でリッチなソースに美しい色合い。簡単なのに、あなたの串焼きのイメージひっくり返っちゃうかも!ぜひお試しあれ。 |
海老の殻は捨てずに取っておき、オーブンなどで10分ほど焼いてカリっとさせておく。これをソースに使用することで、海老の香ばしい香り豊かなソースになります。
シェフ鈴木 |
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1. 海老は背中が曲がらないように筋切りをしておく。ベーコンは食べやすい大きさに切り、野菜はすべてくし切りにする。このとき、トマトの中身を刻んで水煮の代わりにソースに使ってもよい。 | 2. 串に刺す。順番は自由だが、海老とベーコンを隣り合わせにすると美味しい。軽く塩、胡椒をし、軽く小麦粉をはたいておく。フライパンに油を少々ひき、あたたまったら串入れ、焼く。このときバターも入れると海老とマッチして香ばしくなる。 |
3. 焼き色が付いたら裏返す。野菜は生でも食べられるものばかりなので、海老に火が通ればよい。白ワインを加え、蓋をして弱火にし3〜4分、海老に火を通す。皿に取り出し、保温しておく。 |
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4. ソースを作る。先ほど串を焼いたフライパンを洗わずに強火にかけ、トマトの水煮(もしくは刻んだトマト)を入れ、ヘラで混ぜる。 | 5. トマトがフツフツとしたら、あらかじめオーブンなどでカリっとさせた海老の殻を入れる。潰しながら混ぜる。 |
6. 汁けがなくなったら水を100ccほど入れる。5〜6分、殻の香りをソースに移すように、蓋をして煮詰める。 |
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7. 生クリームを入れ、塩、胡椒で調味し、温めたらしっかりと濾す。味をソースに凝縮させるよう、さらにじっくり煮詰める。 |
8. スプーンですくって垂らし、スプーンを指でなぞった時に指のあとが残るぐらいになればよい。 |
9. 焼いておいた串にソースをかけて完成。付け合せにはバターライスやガーリックライスが合うのでおすすめ。 |