茶葉を戻すときは、浸る程度の水で戻すことにより、味と香りが出やすくなります。
肉にお茶の風味が染み込んでますが、肉の周りを覆った茶葉もぜひ一緒に召し上がってください。味・香りも同時に味わえます。
付け合せのにんにくは、あとから入れるのが焦がさないコツです。


仏欄西料理エトワール
(ホテルコンコルド浜松18F)
元総料理長 北澤シェフ
 
     
 
(4人分)
【野菜スープ】     【つけあわせ】    
・豚フィレ肉
240g ・赤黄パプリカ 各1/2個
・茶葉(紅茶も可) 大さじ1 ・マイタケ 1/4房
・オリーブオイル 適量 ・玉ねぎ 1/4個
・塩、胡椒 適量 ・ベーコン 1枚
【仕上げ】     ・にんにく 1片
・デミグラスソース 50cc ・バター 適量
・生茶葉の天ぷら(あれば) 4枚 ・塩、胡椒
・オリーブオイル

適量
適量
           
     
           
     
     
❶つけあわせの材料をそれぞれ食べやすい大きさに切る。その間に豚肉用のお茶を水で戻しておく。
豚フィレ肉は塩・胡椒をしてオリーブオイルを熱したフライパンで焼き色がつくまで軽く焼く。

  ❷豚フィレ肉をキッチンペーパーもしくはアルミホイルの上に置き、戻した茶葉をよくまぶして包み、紐で数箇所縛る。180℃のオーブンで20分焼く。
     
❸竹串を刺して透明の汁が出ればOK。
包みからはずし、茶葉がついたまま8枚に切り分け、お皿に盛る。

  ❹つけあわせを作る。フライパンにオリーブオイルとバターを熱し、ベーコンを炒めてからにんにくと残りの野菜を入れ炒め、塩・胡椒で味を調える。
生茶葉(柔らかい新芽のもの)は天ぷらにする。

     
❺豚フィレ肉を盛ったお皿に4の付け合せを添える。温めたデミグラスソースを周りに注いで出来上がり。
   
     
     

お茶にはご存知の通り、様々な健康効果や美容効果がありますね。
カテキンには抗酸化、抗癌、血圧や血糖の上昇抑制、血中コレステロール低下に効果があるとされています。カフェインは利尿、新陳代謝促進。テアニンはアルツハイマー予防、リラックス効果、その他ビタミンC、E等は美肌効果や老化防止効果があるとされています。

今回のレシピはお茶を使った静岡らしい1品。飲んで身体にも良く、さらに料理と一緒に食べることで食物繊維をとることができ、食感と味、香りが楽しめます!生の新芽の天ぷらもぜひ挑戦してみてください。

 

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