ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、 いろいろなものを取り上げていきます。 | ||
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今回は“酒と酒肴と団欒 槐(えんじゅ)”からの簡単レシピです。 「袱紗(ふくさ)」とは、2枚の布を表裏に合わせた生地のことで、転じて、2つを互いに合わせることを言います。また「覆紗(ふくさ)」とすれば、やわらかいことを指します。 |
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ふくさ焼きは、ふわっと半熟程度に仕上げたやわらかい卵料理のこと。中はふんわりとやわらかいまま、表面は焦がさずに。これぞ料亭の技!今回は、ご家庭でも作れる簡単なアレンジをお教えします。ぜひ挑戦してみてください! |
具が下に沈んでしまわないように、鍋で玉子液を半熟手前まで温めてから型に流し込むのがポイントです。ご家庭でしたら、蟹ほぐし身の替わりにカニカマでもOKです。玉子と調味料の分量を同率で減らしてお試しください。そのままでも美味しくいただけます。ワサビや大根おろしも、相性バッチリよく合います。 板長 |
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1. 具材は小さめの薄切りにしておく。 | 2. しいたけ、人参、銀杏を出汁で炊く。火が通ったら火から降ろし、よく味を含むよう、熱がとれるまで待つ。 | 3. とっても色鮮やかになりました。 |
4. 調味料を加えた玉子液に、三つ葉以外の具材を加える。 | 5. 焦げつかないように混ぜながら、半熟手前のとろとろになるまで鍋で加熱する。火を止めたら三つ葉を投入し、まんべんなくかき混ぜる。 | 6. 型に流し込む。表面をきれいにならしましょう。 |
7. オーブンで焼き上げる。200度で20分。あとは、じぃっと待ちましょう。 | 8. 焼き上がったら、四方に包丁を入れて型からはずし、切り分ける。 | 9.出来上がり! |