ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、いろいろなものを取り上げていきます。
 
 

ふっくらふわふわ天津飯

 
今回のレシピは、“中国厨房・華琳”にご紹介頂く、絶品天津飯です。
ふっくらふわふわな玉子にスプーンを入れると、ほかほかご飯が顔を出します。甘酸っぱい餡と絡んだ優しい玉子の風味が嬉しい一品。ぜひレパートリーに加えてみて下さい!

Chef's One Point
この天津飯は玉子のふっくら感がポイント!玉子を炒めるときに中から外、そして外から中へと回転させながら炒めると、空気が入り込みふんわりとなります。煎り玉子のように硬くなってしまわないように、くれぐれも炒めすぎにはご注意下さい。もしお持ちでしたらなるべく中華鍋で作って頂くと、底が丸いので玉子が回転しやすく、玉子のふんわりした空気感が出やすくなると思います。
   
※材料(1人分)  ※分量


・卵
・エノキダケ
・カニの身
 (カニかま等でも可)
・酢
…3個
…約10g
…約15g

…60cc(酸っぱいのがお好きな方は80cc)
・砂糖
・ケチャップ
・しょう油
・ごま油
・スープ
・塩
・水溶き片栗粉
…60g
…大さじ1
…小さじ1
…適量

…120cc
…少々
…適量

 
 
1. 玉子の中に具と塩(ひとつまみ)を入れてしっかりとかき混ぜる。(具は椎茸や人参など、彩りや食感のあるものをお好みで使って頂いても良いと思います。) 2. ボールに砂糖を入れ、その中に酢を入れて混ぜる。透明に近くなるまでしっかりと混ぜたら、ケチャップとしょう油を入れ、さらに混ぜる。 3. 2で作ったものにスープを入れる。これが後で使う餡のもとになります。
 
 
4. フライパンに油を引き、少し煙が出るまで熱しておく。  

5. 1で作った玉子をフライパンに入れる。

 

6. 素早く混ぜる!中心から外側へ、そして外側から中心へ・・・を繰り返しながら空気を閉じ込めるイメージでまんべんなく混ぜる。回転させるように混ぜるのがポイント。

 
 
7. 炒めすぎて煎り玉子のように固くならないように注意!フワフワ感が十分残る半熟程度に・・・。  

8. 半熟程度になったら火を止め、裏返す。

 

9. 丸く盛っておいたご飯の上に、フライパンから玉子を滑り込ませる。

 
 
10. 次に餡を作る。フライパンに3で作ったスープを入れ、混ぜながら熱する。  

11. 沸騰したら、水溶き片栗粉を少量ずつ、とろみ具合を見ながら加えていく。入れたら素早くかき混ぜる。

 

12. お好みのとろみがついたら火を止め、香り付けのごま油を加える。

       

13. 最後に玉子の中心から餡をかけて、ふっくら天津飯の出来上がり!

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