ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、いろいろなものを取り上げていきます。
 

 

烏骨鶏と菜の花のリゾット

 

今回は“キッチントム”からの絶品レシピです。

鳥肉の香りが心地よく、さらに菜の花のシャキシャキ感に春を感じる一品です。もちろん、烏骨鶏を使わなくてもおいしく作れます。
さらに詳しくお知りになりたい方は、ぜひお店に行って直接シェフに聞いてみて下さい。役に立つテクニックを色々教えてくれるはずです。

Chef's One Point

塩を入れるタイミングが重要です。塩は仕上げの段階で入れて下さい。途中で入れてしまうと塩分が吸われてしまい、たくさん入れなければいけなくなります。仕上げで入れれば量が少なくて済みますのでヘルシーですし、味もしっかり強くなります。
ご家庭で気軽に作って頂くには、烏骨鶏を使う代わりに手羽と固形スープでも十分おいしく出来上がりますよ。

三代目 岡田シェフ


材料 ※分量  
・米
・烏骨鶏のだし汁(下記参照)
・白ワイン
・玉ねぎ
・烏骨鶏の身(手羽・首肉・モモ肉)
・菜の花
・塩こしょう
・オリーブオイル
… 40g
… 米の3〜4.5倍
… 少量
… 30g
… 適量
… 適量
… 適量
… 適量
※だし汁の分量はお米の硬さの好みによって変わります。硬めがお好きな場合はだし汁の3倍くらい。柔らかめがお好きな場合は4.5倍くらいに調整して下さい。
=烏骨鶏のだし汁=
・烏骨鶏
・玉ねぎ
・にんじん
・セロリ
・ネギの頭
・ローズマリー
・ローリエ
・パセリの茎
・トマト

… 2羽
… 500g
… 200g
… 100g
… 100g
… 少量
… 少量
… 少量
… 1個
ご家庭で烏骨鶏をまるごと使ってダシをとるのはなかなか大変だと思います。代わりに、手羽などを固形スープで10〜20分ほど煮てダシをとってもOKです。

 
 
1.鍋に油を引き、みじん切りにした玉ねぎを炒め、お米を入れる。油がお米に染み込んだら、白ワインを入れる。 2. ワインの水分がとんだら、だし汁を入れる。一度に全部入れずに、少しづつ加えていきながらしばらく煮ていく。

3. 別の鍋に鳥の身(手羽でもOK)と共にスープを少し入れ、菜の花を湯がいておく(しなしなにならない程度)。スープと菜の花に鳥肉の香りが移るように…。

 
 
4. お米が好みの硬さになったら塩を入れ味を整える。火から外した状態でオリーブオイルを適量入れ、余熱でオイルをしっかり乳化させる。  

5. 3の鍋で湯がいておいた菜の花と鳥の身を加え、混ぜ合わせる。

 

6. お皿に盛り付け、仕上げにオリーブオイルをお好みでかけて出来上がり。


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