仙台(塩釜)に行ってきました…!!

5月9日(月)、被災にあった友人であるシェ・ヌーの赤間シェフに、皆さんから預かった募金を届けに行ってきました。(アマンダンライズの水野シェフと2人で。)
東北新幹線も復興したのでスムーズに行ってこれました。
本塩釜駅に赤間シェフが迎えに来てくれ、駅から店まで歩いて行ったんですが、駅周辺は少し高台にあったので、津波は免れ、建物はそのままでしたが、床上1m〜2m浸水で、ほとんどの家の中はグシャグシャでした。道路は20cmから30cm沈下してしまい、まさにTVで見る光景でした。まだ信号も付いていない状態でした。

「シェ・ヌー」の赤間シェフと

間もなく店に着き、店内に入ったらとてもきれいでビックリしました。50日間、毎日そうじと修理をスタッフ皆でやっていたとの事、スタッフも9人いて、全員解雇する事なく、助け合って再オープンにこぎつけたとの事。特に感動したのは、「自分達も避難生活をしている時に、店の事は二の次にして、店の冷蔵庫にあった食材を持ち出して炊き出しを近所の住民にふるまった」と聞いて、涙が出てきました…
昼頃着いたので、赤間シェフが向かいの寿し屋さんに連れてってくれたんですが、「すし哲」というお店で、すし哲さんは全国でも有名なお寿し屋さんなんですが、シェ・ヌーの赤間シェフと「幼なじみ」で、とても仲の良い戦友との事、(まさに戦友です)お互いの客が行ったり来たりしているとの事。
大将の握った寿しをいただいたんですが、とても美味しく、心意気を感じ、大将の人柄が伝わってきました。一生忘れられないお寿しをいただきました。募金活動をしている時、「仙台の塩釜の友人なんです」と言うと、3組のお客様に「塩釜には有名なお寿し屋さん、すし哲があるんですヨ」と言われ、改めてビックリしました。
美味しいお寿しをいただいて仙台駅まで赤間シェフが車で送ってくれ、途中、漁協、水槽、海岸を通って行ったんですが、ことばが出ないほどの衝撃でした。屋根の上に舟が乗ってる光景で、高台と海岸とでは天国と地獄でした。ガレキ、ガレキで、いまだ手つかずでした。赤間シェフも、ここはあまり通りたくなかったと言ってました。


仙台駅で別れる時、クッキーを焼いたので電車の中で食べてくれと(優しい)、手渡された中に塩釜の塩も入っていました。固い握手を交わすと涙があふれてきました…浜松に戻ってからしばらく落ち込んでしまいました。

「パイの美」の落合シェフと
帰って一週間後の5月17日(火)に、募金活動をしてくれた名古屋の友人「パイの美」の落合シェフの店に行き、お礼と報告に行ってきました。いつか皆で仙台(塩釜)、シェ・ヌーとすし哲に食べ歩きツアーを企画して励ましに行こうという事になりました。

赤間シェフ、そのうち皆で行きますので待っていてください。そして落合シェフ、企画したら休みを取って(火曜日)待っていてください。
頑張れ、シェ・ヌー!!
 
大人気の絵画の先生が…!!
店に飾ってある絵が、来店されるお客様に大人気です。
絵画の先生は、自分と同じ袋井市出身の佐藤徹先生と言いまして、かれこれ32年の付き合いをさせていただいているんですが、最初の磐田市の店、キャトルセゾンの店から、彼の絵しか飾ってません。自分の料理と店の雰囲気に、彼の明るい絵がピッタシと思っているからです。彼も、自分の店に飾られる事をとても喜んで嬉しく思っているとの事。自分の絵に囲まれて食事する事が何より幸せだと言ってます。SBS学苑の絵画教室をやっているんですが、特に女性に大人気で、生徒さん達が絵を見に来られ、ついでに食事をされていく方達が多く来られます。年に何回かギャラリー、百貨店で個展をやられているんですが、大人気で、買われる方が沢山いるとの事。先日初めて来られたお客様が、ギャラリーみたいですね、と言われました。
佐藤先生は、とてもユニークな方で、武田鉄矢によく似てます。名前も似てるから、本人も、似てると言うと嬉しそうに笑います。そんなテッちゃんの素晴らしい絵を飾れて自分も嬉しくて、店にいると心地良いです。

先生、開店祝いにいただいたブルーの絵、とても気に入ってます。有難うございました。
又、彼女といらしてください。大好きな赤ワインを用意して待ってます!!
開店祝いにいただいた絵
佐藤先生と


 
今年も母の日がやってきました…!!
大平台(佐鳴台湖)の店で11年間お庭の手入れをしてくれたお母さん(匂坂さん)に、11年間、母の日になるとプレゼントをしていたんですが、今年も変わる事なく5月8日にお礼を込めてエプロンを渡しに行ってきました。とても喜んでいただき、嬉しかったです。
駅前に移転して庭がなくなってしまったんですが、入口に鉢を置き、花やハーブを植えてくれ、毎週鉢を交換に来てくれるんです。(バラとフレッシュハーブも持ってきてくれるんです。)本当に有難いです。12年目に入りましたが、これからも変わる事なく、お互い元気で続けられる事を祈ってます。
お母さん、来週の水曜日も「カフェ・オレ」入れて待ってます。
 
シェフ・守屋金男

 

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