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浜松三ツ星会「美味しい!イチジク勉強会」無事終了いたしました

8/28火曜日の早朝、浜松市中区佐鳴台2丁目にある「レストラン・エピファニー」にて、「浜松三ツ星会」の勉強会が行われました。地元の料理人をはじめ、掛川や豊橋などからも「美味しいイチジク」の情報を求めてはるばる来られた総勢18名の皆様と共に、JA静岡経済連の長沼さんによる「こだわりイチジク」に関するお話をお聞きすることができました。

 


苺やみかんやメロンなどと比べると「イチジク」ってなかなかマイナーな果物で、好きな人は好きだけど、なかなか万人受けしない種類のものなのだそう。確かにイチジクが大好きな小さな子どもにはまだ出会ったことないかも…。

 

経済連の長沼さんも、もっとイチジクの流通が一般的に増えていって、たくさんの人に美味しさを理解してもらいたいとの思いで、日々試行錯誤を繰り返していると、プロジェクターを使って力説して下さいました。

 

JAがオススメするイチジクの「3つのこだわり」とは?

1.多くのイチジクを扱ってきたJAならではの目利き力で、着色・熟度を考慮し、今一番美味しいと判断したものだけを厳選
2.品評会などでの入賞経験のある、優良生産者から出荷されたもののみを販売
3.マルチ栽培をしている園地のもの
(マルチ栽培とはイチジク畑の畝の部分にマルチシートと呼ばれるシートを敷くことによって雑草の発生を防いだり、温度や水分量をコントロールする栽培方法)

色々とプレゼンしていただきつつも、とにかく食べてみないことには始まりません。というわけで、皆さんお待ちかね!エピファニー南竹シェフの「絶品イチジク料理」の試食タイムがやってきました。

 

まずは一品目「瞬間燻製した浜名湖産芝海老、パルマ産生ハムとイチジクのサラダ仕立て」

瞬間燻製にした芝海老の香りと生ハムの塩味、どちらもイチジクとの相性がこんなに良いとは!?という発見がありました。イチジクの甘みとの相乗効果でなんとも言えない美味しさですね。

 

南竹シェフの大盤振る舞い!これは試食の域を超えています。

 

そして「イチジクのデザート」は、生クリームやパティシエール(カスタード)、ピスタチオとの相性を確認できました。こちらもイチジクの美味しさを生かした素晴らしい味に。お見事の一言です。

 

今回試食させていただいたフレンチの技法以外にも、イタリアンや中華や和食といった分野でどのようにこの食材を活用できるかという提案や意見を、プロの目線で積極的に出し合って有意義な勉強会とすることができました。

 

エピファニー南竹ご夫妻をはじめとした関係者の皆さんのご協力、本当にありがとうございました。

 

まだまだマイナーなイメージの強いイチジク。これから旬を迎えます。完熟イチジクが安定した流通の下に一般的に浸透していき、少しでも多くの人々にこの美味しさが伝わりますよう心から願います。
:
レストラン・エピファニー HP
https://www.wr-salt.com/epiphanie/
:
浜松三ツ星会 HP
https://www.wr-salt.com/mitsuboshi/