【懐石 いっ木】"冬の名残り"と"春のはしり"を愉しむ | Salt.com

【懐石 いっ木】“冬の名残り”と“春のはしり”を愉しむ

 

浜松市中区田町の【懐石 いっ木】にて“冬の名残り”と“春のはしり”を愉しませていただきました。

場所は浜松市中区田町。遠鉄 第一通り駅から西へほど近い場所にあります。今宵は本格懐石料理ということでの期待と、多少の緊張も感じながら、暖簾をくぐります。もちろん予約の時間通りに到着しましたよ!

 

初体験!カウンターで愉しむ懐石料理

白が基調の店内を進んでいくと無垢一枚板で造られた6席のカウンターがあり、モダン和風の空間でゆったりと食事と会話を愉しむことができます。本日は貸切状態とのことで、ゆっくりと寛ぎの時間を楽しめそうです。懐石料理は何度か体験させていただいているソルトスタッフでしたが、カウンタースタイルは初体験!料理人の一流の仕事を目の当たりにできますし、何より出来立てのお料理をすぐに味わえるこの距離感は素晴らしいですね。

 

宴の前に“生姜湯”が提供されます

まずは、ほんのり甘く仕上げられた生姜湯をひと口。外はまだまだ寒く、お食事の前に冷え切った身体が温まります。客人の疲れを癒し、食前に胃腸を活性化させる店主のお気遣いにもほっこり心が温まりますね。これぞ日本のおもてなしの精神です。

 

とりあえずのビールで軽く喉を潤します

普段通りの「ジョッキで生ビール」もいいですが、それだけで満腹になってしまい、これからいただくせっかくのお料理が台無しです。小さなグラスで程よく喉を潤すこの感じが大人な空間を感じさせますね。

 

食前酒を朱引盃でいただき、いよいよ宴のスタートです

朱引盃で冷酒を舐める程度にいただき、準備万端!いよいよ宴のスタートです。

 

三ケ日みかんと浜名湖の生海苔の共演

 

こちらが店主の一木さんです

 

“蛤と菜の花”の吸い物。香り高い木の芽が食欲をそそります。

 

桃の花をあしらった、豪華絢爛の八寸

 

八寸のタイミングに合わせて“唎酒セット”を注文

懐石料理に日本酒は欠かせません。店主の一木さんは「唎酒師」の資格を持っておられ、提供されるお料理と相性ぴったりの日本酒をセレクトしてくださいます。たくさんの種類が取り揃えられている「お猪口」の中から3種を選べるのも嬉しい。器の飲み口によってお酒の味も変わりますので、一度に3種の日本酒を呑み比べられるのはとても贅沢な体験ですね。

 

本日セレクトは以下の3種。県内産&無濾過生原酒がテーマ

カラフルなストライプのラベルが特徴的な「志太泉 純米生原酒」。兵庫県産の山田錦という酒米を使用して醸したお酒です。搾りたてで加水無しの“生原酒”ということで、お米のフレッシュな香りとフルーティーな味わいがダイレクトに伝わる一本です。

岡山県赤磐の雄町という酒米を使用して造られた一本「開運 無濾過純米 赤磐雄町」。芳醇な旨味、濃厚な味わいが特徴のお酒です。当たり前ですが、1本目の志太泉と同じ生原酒でも、造り手や酒米の違いで全く趣の違う印象を受けます。

なんと製造日から10日以内が賞味期限と表記された「初亀 本醸造 無濾過生原酒」。鮮度が命のこのお酒、プレミア感も手伝ってか、本当に本醸造なの?と感じるほど個人的には美味しかったです。

この日セレクトしていただいたのは「志太泉」、「開運」、「初亀」の3種類。地元の一流の酒蔵にこだわる店主のチョイスは確かです。改めて、一度に3種のお酒を飲み比べできる「唎酒セット」恐るべしです!

 

お造りには“ハチカサゴ”と“サヨリ”

 

“金目鯛の炙り”を“黄ニラのジュレ”と一緒に

 

“海老芋”と“蕗の薹”の共演

 

“メバルの唐揚げ”を“たっぷりの春野菜”とともに

 

〆のお食事は“土鍋炊きの艶々ご飯”をたっぷりと

森産のお米を土鍋で炊き上げ、お焦げまでたっぷりと心ゆくまで…。もうお腹いっぱいのはずなのに、何杯でもお代わりしたくなってしまう美味しさで、この時ばかりは大人ではなく子どもでした…汗

 

水菓子にはブラッドオレンジと丹波の黒豆etc…

 

宴の締めくくりに立てられる“お抹茶”

 

【懐石 いっ木】で艶やかな日本料理の世界を体験できました

結局、何品のお料理をいただいたのだろうか?

数々のお料理をご提供いただく中で、それぞれに“料理人の技”と“旬の食材”、日本の伝統的な“食文化”が融合しており、充実したひと時を過ごすことができました。器の蓋を開けた時のタイミング、香り、味、料理の温度など、すべてが計算され尽くされており、日本料理のおもてなしの精神を感じることができました。

懐石料理は高いとか、肩肘張って疲れそうとかetc…まだまだマイナスイメージが強い部分もあるかもしれませんが、たまには少しの緊張感を持って大人の時間を過ごすのも悪くないものですよ!「懐石 いっ木」にて、冬の名残りと春のはしりを愉しむことができ、寛ぎのひと時を過ごせたことは素晴らしい経験です。

 

懐石 いっ木のHPはこちらから

懐石 いっ木

〒430-0944 静岡県浜松市中区田町329-8
第一通り駅より徒歩一分
TEL053-456-0850
月曜定休<火曜はランチ営業なし>
昼 12:00〜14:00(L.O.12:30) 夜 18:00〜22:00(L.O.21:00)

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