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毎年暮れに、ワイン屋さんから新年のカレンダーが届きます。 日付けの部分が小さくて使いづらいカレンダーですが、ワイン好きには毎日ながめていても飽きない、すばらしいものです。
表紙を含め、全ページすべてワインのラベルで埋め尽くされています。飲んだ事のあるワインは、その時の情景を思い出し、超有名な高価なワインは憧れながらながめるのです。なんだか、卒業写
真の一人ひとりを見ているようなカレンダーです。
2001年版は、世界中のすばらしいワインのラベルが、国別に載っていました。21世紀には地球上のあちらこちらで、高品質のワインが作られるようになるという意味だったのでしょうか。
さて2002年版はというと、これまた豪華に全てボルドーワインで占められています。タイトルが「The
best known Mdoc and
Graves」。左半分にはラ・トゥール、マルゴー、ラフィット、オー・ブリオン・・・ワイン好きなら誰でも知っている高級ワインが並んでいます。
右側を見ると、デュルフォール・ヴィヴァン(マルゴー村第2級)
トゥール・オー・コサン(メドックのブルジョワ級)
ポイヤック(シャトー・ラ・トゥールのサードワイン)
ラ・マージュ・ラ・バティス(オー・メドックのブルジョワ級)
カリュアド・ド・ラフィット・ロッチルト(シャトー・ラフィットのセカンドワイン)
・・・・etc. 私の好きなワインが並んでいるのです。・・・これらのワインってそんなに有名だったっけ?
よーく見てみると、その一番上のタイトルに「The best unknown」と書かれていました。あまり知られていないけど、素晴らしいワインとしてランク付けされているのです。
>>つづく |