2011年4月19日(火)AM7:30から、ホテルコンコルド浜松で開催された、三ツ星会のご報告です。
黒柳牧場の「中ヨークシャー豚」純粋肉
生産者:黒柳琢生
浜松市北区三ヶ日町都筑2200
購入問合せ先:053-526-0031
今回は黒柳琢生氏の特別講習会が行われました。
黒柳牧場は静岡県浜松市三ヶ日町で35年前に先代黒柳成治氏が創業し、9年前には黒柳琢生氏が修業先から戻られて現在に至っておられます。
現在、日本国内の養豚場では様々な病気が発生しており、ワクチンや抗生物質等の薬剤に頼らなければ生産性が伴わない状況になっています。
黒柳牧場では病気の発生を少なくし、ほとんど薬剤に依存せず(通常の肉豚の1/10以下)健康な状態で豚を生育しています。そのようにして、よりおいしい豚肉をを生産できるよう、純粋種であることにこだわり、血統にこだわり、資料にこだわりをもって頑張っておられます。
<中ヨークシャー種とは>
現在、日本には300以上の銘柄豚が存在しています。その中心がLWDと呼ばれる、L(ランドレース種)W(大ヨークシャー種)D(デュロック種)を掛け合わせたもので、より多くの肉を生産し経済性が高くなるように改良されたものです。それと対極に中ヨークシャー純粋種が存在します。肉質は黒豚を凌ぐほど良いのですが、脂が多く産肉能力が低いため激減してしまった幻の豚肉です。