天気にも恵まれた2014年9月2日に静岡県水産技術研究所富士養鱒場様と、富士養鱒漁協様のご好意により、ニジマス『紅富士』の生産現場を見学・体験・生産者と交流するバスツアーに総勢21人で行ってきました。富士宮のニジマス『紅富士』は「しずおか食セレクション」に認定されたプレミアムブランドです。
富士宮に着いて、まず農産物直売所《大富士》に立ち寄り、浜松とはまた違った地元の野菜を見学(偵察?)、その後「富士養鱒漁協」で『紅富士』の出荷の現場を見学することができました。2〜3年で2kg以上にもなる『紅富士』や、意外に知られていない「ニジマス」の生態、食材としての「ニジマス」、養殖の難しさなどを説明してもらい、生産者の生の声を聞く事ができました。
『紅富士』を使ったRestaurant Mitsu(レストラン ミツ)で昼食※ の後、標高710m富士の裾野にある静岡県水産技術研究所へ。1日に15万トンという富士山系湧水の膨大な水量を誇る研究所の恵まれた研究施設。そこでで育まれる様々な種類の「ニジマス」。養殖池での様子を見学、生産方法などを紹介してもらいました。
その後『紅富士』を試食、刺身の食べ比べもありました。生産者との意見交換では、生産者と密に連携する必要性を感じました。
今回のバスツアーは、たいへん貴重で充実した勉強会となり、「食」の奥深さをあらためて知ることとなりました。
※ Restaurant Mitsu(レストラン ミツ)での昼食は、次ページ2/2で報告します。
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