「ちりとてちん」? 実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。 噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・
「市役所ランチから、まぐろの話になりました」
清八でございます。ごぶさたしました。 久しぶりに名古屋市内に出張しましたので、名古屋市役所のランチを体験してきました。ネット上では、本庁舎よりも西庁舎の方がメニューがいいとありましたので、迷わず西庁舎の地下一階に入りました。ショーケースに本日の定食三種類サンプルがあって、それ以外のメニュー表示と券売機があり、長蛇の列となっておりました。それでも、スムーズに流れていて、A定食「酢豚定食」500円、B定食「白身魚のフライ・タルタルソース」470円、「日替わり弁当」490円、「どんぶり定食」500円と、定番のカレーライス、うどん・そば・きしめん・ラーメンなどなど、いろいろあったのですが、B定食(画像①)を選びました。実は、私は地方公務員の経験が11年間ありましたので、官公庁の食堂は霞が関、東京都庁、静岡県庁、各市役所等でいただいた経験がありました。今でも、出張時に静岡県庁、静岡市役所、浜松の県総合庁舎には入っております。職員の方は混雑する時間帯を避けますので、逆に12時台の方が空いていることが多いです。今では、給食業者の経営ですが、以前は職員共済の出資だったので、異常にコスパがよかった記憶があります。浜松市民の方は、静大工学部の生協食堂とか県総合庁舎はコスパが良いので、ぜひ、一度、体験してみて下さい。 仕事も終わって、せっかくの名古屋なので、中区栄に昨年5月29日にオープン、話題になっていた「ハタケタナカ」(画像②)へ立ち寄ってきました。このお店は、月刊ケリーの連載「季節ごはん」でも活躍中の料理研究家・田中稔さんが、ご自身の畑で収穫された野菜をメインにした「あったかごはん」のお店でした。店頭には、ハーブが植えられ、玉ねぎや葱がプランターに並べられていました。とはいっても、ベジタリアン向けではありません。名古屋パルコ、アップル名古屋店のすぐ近くですから、ランチ時間帯は、女性客で満席状態だそうです。おひるごはん(ランチとは言っておりませんでした)の定番メニューは、「月替り農園定食」「農園パスタ」「ドライカレー」「唐揚げ丼」等々ですが、ハーブティーが絶品とのことです。さて、今回は夕食時間でしたので、「緑の皿」(画像③)「白の皿」(画像④)「夜定食」(画像⑤)「無農薬大根の大根もち」(画像⑥)「玉ねぎの丸焼き」(画像⑦)「呉豆腐」(画像⑧)とオーガニックワインを頼みました。(うちの奥様との二人分で、決して私一人ではありません) 夜定食は、ハッシュビーフと野菜のフライにデザート付きでした。玉ねぎの丸焼きは、ベーコンスープなのでしょうが甘く、全部食べられました。呉豆腐は、豆乳にくずを混ぜて凝固させているので、もちもち感がありプリンのようで楽しめました。ですから、一般のお豆腐のようにニガリは使っておりません。男性客で、ボリュームが足りないというアンケートもあるようですが、ワインの肴としても良い適量で、いろいろなワインとも合わせられるようで、おもしろいお店だと思いました。 今月は、とびっきり静岡で取り上げられていた清水の魚市場「河岸の市」に行ってきました。清水駅東口にあるマグロの専門食堂です。今回は、「大間・新栄丸」(画像⑨)に飛び込みました。ちょうどお昼時で行列状態でしたが、団体客の前に入れていただけました。なるべく時間のかからない定食から、「ちらし丼」(画像⑩)と「トロ定食」(画像⑪)に「穴子天ぷら」(画像⑫)を頼みました。なかなか迫力のある内容でしたが、完食させていただきました。夜は、10時までの営業とのことなので、近くのサラリーマンさんは歓送迎会や忘年会・新年会には最適な会場だと思いました。この日は、静岡のおでんフェアの最終日であることを思い出し、静岡市内の会場に向かったのですが、全国の名物おでんブースは、どこも完売で、そのまま帰途につきました。まぁ、清水でお腹一杯だったので良かったような悪かったような一日でしたとさ。
ハタケタナカ http://hitosara.com/tlog_23053071/
2015.3.27 清八