清八でございます。ごぶさたでした。
ボルドーのシャトー巡りツアー、実は、四日目のレポートがあるのですが、5月の連休に沖縄へ行ってきましたので、先にご紹介します。今回の新型インフルエンザの影響で沖縄への修学旅行が中止または延期となって、観光業が困っているという情報がありますので、少しでも興味を持っていただけるよう「ディープな沖縄」の再登場です。
初日の5月1日は那覇空港に着いたのが13時15分、機内でサンドイッチを食べたのですが、まだまだ余裕があったので、那覇市内で昼食にしました。国際通り裏手の「桜坂劇場」へ向かいました。浜松市中区田町のシネマイーラ・榎本社長ご推薦のこの映画館は「ナビィの恋」「ホテル・ハイビスカス」「恋しくて」の中江裕司監督がオーナーなのです。今回は映画を観る時間がなかったため、一階のカフェ「Cha-gwa(ちゃーぐわぁー)」のランチ、「ひよこ豆のスパイシーカレー(ヨーグルト付き)(写真①)」をいただきました。本当にスパイシーで沖縄のお昼にはぴったりでした。メニューに「手作りジンジャーエール」があったので、これもいただいたのですが、まさに、手作りでした。この劇場では、映画や沖縄文化に関するワークショップも毎月開催され、にぃに・ねぇねぇからおばぁ・おじぃまで大盛況のゾーンになっています。ランチの後は、公設市場を巡りながら、「マキノコ製作所」へ(写真②)。島ぞうりのアトリエショップなんですが、地元の人でもなかなかわかりにくい場所にありました。(写真③)
翌2日は、朝食後、いきなり糸満市西崎の「タコス屋」へ。タコスの皮が焼きあがるのが11時からということで、炊き立てのライスでタコライス(写真④)をテイクアウト、さっそくいただきました。朝一のお客ということでライスもレタスも大盛りサービスでした。今日の行き先は、南城市にある世界遺産の斎場御嶽(せいふぁうたき)です。途中、奥武島に渡り、行列のできる「中本鮮魚店」(写真⑤)でイカと魚ともずくのてんぷらを買い込み、車中でいただきました。沖縄では、てんぷらはおやつ感覚で食べられているのです。
さて、世界遺産です。沖縄最高の霊地とされ、王朝時代、琉球の最高神職にあった聞得大君の即位儀式が行われた土地です。三庫理(さんぐーい)と呼ばれる巨大な二枚岩をくぐり抜けると(写真⑥)、正面に久高島(写真⑦)が見えます。御嶽の中を歩き回った後、知念岬公園からクマカ島を眺め、ゴールデンウィークとは思えない静けさに癒されました。そろそろ、お昼ご飯とランチのお店を探しに里路を走っていたところ、沖縄刑務所近くのとうもろこし畑出入り口に看板が見えたので、そのまま入っていくと製糖工場が見え、「青空喫茶・八風畑」(写真⑧)に着きました。なんと畑の敷地内に工場と喫茶店があったのです。ここのランチメニューは、島にんじん、ゴーヤ、ニガナ、ハンダマなど島野菜たっぷりのピザ(写真⑨)とパスタ(写真⑩)でした。オープンカフェで、敷地内で飼われているヤギが歩き回り(写真⑪)、受付では、蚊取りマットの貸し出し(写真⑫)までありました。
今回は、沖縄・南部再発見の旅となりました。まだまだ、興味のあるカフェが点在していますので、機会があれば廻ってみたいと思います。団体ツアーではわからないディープな沖縄、みなさまもいかがでしょうか。
2009.5.25 |