「ちりとてちん」? 実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。 噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・
「仙台の牛タンから松島海岸の焼き牡蠣まで食べてきました」
清八でございます。東北噺Part 2でございます。2月13日に訪れた上杉神社の隣の置賜会館内に寄席のチラシ(画像①)があって思わずいただいてしまいました。テツ&トモと柳亭市馬師匠の「長井・春待ち寄席」。こんなとんでもない企画は誰の案なのかなぁ、と一瞬立ち止まってしまいました。2月14日は、山形市から仙台市に移動、今夜の宿泊先であるホテルモントレー仙台にチェックインしました。東北は、どの駅構内にもサンドイッチマンのJR東日本のポスター(画像②)が貼られています。何ともいえない、ほのぼの感になりました。さて、前夜の居酒屋探索の手間を省くため、今回はネット検索して決めてありました。青葉通りまで地下鉄を利用して出かけ、七夕祭りのアーケード街の店舗をウォッチングしながら歩いて、また駅に戻ってきました。今夜の居酒屋は、昨年3月31日仙台駅西口、新幹線高架そばのJR所有ビル1階にオープンしていた「杜の都 五橋横丁」内の「たんや善治郎」(画像③)にしました。約280㎡内に飲食店4店と物販店1店が入っているのですが、屋台村ではなく、他店からの取り寄せ自由というシステムで集客を増やしてきたようです。その他店とは「炭火焼き鳥・五橋」「中華そば・炒飯・餃子ミンパンティン」「串揚げ・串焼きキーチャンズ」です。物販は「惣菜・弁当の五橋」でした。せっかくの仙台なので、「牛タン定食」(画像④)「テールスープ」(画像⑤)「牛タンシチュー」(画像⑦)、他店から「麻婆豆腐」(画像⑥)を注文しました。生ビールの後は、宮城の地酒から「一の蔵」「浦霞」「日高見」の三種類をいただきました。「一の蔵」は、「もっきり」で頼みました。升に盛りきり一杯のサイズですが、なんとも良い表現だと思いました。地元の方からのTwitter情報です。あまりにも、「仙台牛タン」のブランドが広まってしまったため、牛タンを扱うお店も拡大、のれん分けやチェーン店化しているそうです。観光客向けと常連客用で、肉の部位が異なる場合もあるそうで、十分お気を付け下さい、とのことでしたが、どうやって見分けたら良いのかわかりませんでした。 今夜は、早めにホテルに戻り就寝、翌15日は朝食後、松島海岸に出かけました。 一昨日の11時、米沢市駅前は8度、そして昨日の11時の山形市内は18度、本日10時の仙台市は5度になっています。松島海岸駅(画像⑧)では3度でした。津波の被害を受けた参道を通って瑞巌寺に向かいました。平成の大修理中のため、参道杉林の復旧工事も継続されておりました。拝観の後、海岸に戻り東日本大震災慰霊祈念碑(画像⑨)に黙とうさせていただき、ランチの場所に向かいました。「焼きかきハウス」(画像⑩)です。静岡県では珍しい、「焼きホヤ」(画像⑪)「焼き牡蠣・ホタテ」(画像⑫)そして、「牡蠣飯と青海苔汁」(画像⑬)を注文、味わっていただきました。ありがとうございました。ランチ後は、再び仙台駅に戻りお土産を物色、東北新幹線と東海道新幹線で帰途につくことができました。駅で購入した「ずんだアイス」(画像⑭)は車中でお腹に入れてしまいました。ほんのりした甘さで口の中がさわやかになりました。 仙台駅のお土産屋さんで、仙台B級グルメの「マーボー焼きそば」(画像⑮)が置いてありましたので、購入して帰宅後、つくって試食してみました。箱の中には、麻婆ソースと麺(画像⑯)が入っていて、お豆腐を用意するだけになっていました。酒の肴としても、ご家庭でつくれると思います。お試しください。今回は、行けませんでしたが、旧・相馬藩の情報には関心を持って読んだり、聞いたりしておりますよ。
五橋横丁 http://www.tanya-zenjirou.jp/itsutsubashi_yokocho/
焼きかきハウス http://www.gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_511/
マーボー焼きそば http://www.dateuma.jp/menu/yakisoba/
2016.3.14 清八