「ちりとてちん」? 実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。 噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・
「シドニーで、生牡蠣から食べてきました」
清八でございます。ごぶさたしております。5月26日から31日、オーストラリアのシドニーに行ってきました。拙宅での「わいわいワイン会」のメンバーから有志11名での団体ツアーでした。実は、メンバーのご夫妻の娘さんがシドニーで結婚されていて、里帰りの際、話が持ち上がり実現したのです。この日程は、海外旅行のオフシーズン。フライト、ホテル共お安い時期なのですが、現地での楽しみが少ないのでは?という危惧がありました。ところが、5月27日から6月18日までは、南半球最大のライトアップイベント「VIVID SYDNEY」(画像①)が開催されていたのです。ハーバーブリッジには、何と10万個のLEDと1600本のLEDチューブが飾られ、どの場所からでも見られる規模なのです。 ところで、シドニーのホテルで分かったのですが、27日、羽田空港では大韓航空が事故を起こした為、離陸できなかった事を知ったのです。 私たちのANA便22時10分は(画像②)、一日前だったのです。 離陸後1時間後には、サンドイッチ、着陸1時間前には朝食が出てきました。この羽田発着のシドニー便はビジネス主体なので、ビジネス席、スーパーエコノミー席の食事とはかなりの差があります。そこで、あえて写真撮影はしませんでした。お知りになりたい方は、ANAのHPを覗いてみて下さい。今回、個人的には7年ぶりに税関を通過したため、パスポート顔写真との顔認証システムに気が付かず、慌ててしまいました。送迎用のバスに乗車、車内から市内観光をしながら、現地時間で10時にはホテル着(画像③)、荷物を預けて港に向けてウォーキングです。初日のランチは、フィッシャーズマーケット(画像④)でと決めてあったからです。 歩いての移動なので、途中のショップを覗いたり、マップと確認しながら、帰りの道が分かるように気を付けました。目的地に近づくにつれて、観光客の集団があちらこちらに見えてきました。店頭のテントでは、様々なサイズの生牡蠣が並べられていました。個人的には、このオイスタースタンド(画像⑤)のみでも良かったのですが、グループ行動なので、奥へ奥へ、ウォーターフロントのテーブル席までたどり着いたのですが、チャイニーズのバス団体で満席状態。しばらく待って席を確保でき、店内のショップへ(画像⑥)。生牡蠣、串焼き、フィッシュ&チップ、地ビール、地ワインなど調達できました。酒屋さんでは、コップとウェットティッシュも売っていました。 二回目の買いだしでは、日本人オーナーのテイクアウト寿司屋さんだったので、日本語で細かな買い物ができました。おかげさまで、生の物も焼き物も揚げ物も、サラダもお寿司と、いろいろと楽しめました。(画像⑦) ゆったりしたランチの後、街角ウォッチングしながらホテルへ戻ると、チェックインできました。しばらく休んだ後、又、ダーリングハーバー(画像⑧)に向かいました。そうです、ビビットシドニーの開幕が18時からなのでした。暗くなるまでの腹ごしらえに、ピザレストランを選びました。ピザ、パスタ(画像⑨⑩⑪⑫)、サラダ、ワインなどを注文していると、予約されていた地元の方達で満席になっていました。飲んで、食べて、店の外に出ると、正面のオペラハウスの壁面にプロジェクションマッピングが始まっていました。ウォーターフロントのデッキ(画像⑬)には、家族連れや恋人たちが通行に邪魔にならないように座っていましたので、その近くに場所を取りました。噴水、放水による霧にもマッピング(画像⑭)が投影されたり、電飾された湾内クルーズ船、水上タクシーがゆっくりと動き回ったり(画像⑮)、消防船からの放水があったり、このイベントのために提供された音楽が流されたりと、楽しい夕べでした。 ※今回のツアーでは、予習をしていかなかったので、現地でガイドさんに確認しました。「アルコールドリンクは、どこで買えばいいのですか?」と。シドニーでは自動販売機は、もちろん設置されておらず、コンビニにはビールも置いてありません。スーパーにも置いてありません。「bottle shop」「liquor shop」と呼ばれる酒屋さんだけです。年齢制限は、18歳以上ですが、この方式の方が良いのかもしれませんね。 翌日のお楽しみは、ハンターバレーです。
VIVID SYDNEY http://www.australia.com/ja-jp/events/2016/may/vivid-sydney.html
FISHMARKET http://www.magosido.com/specific/eat/fishmarket/
2016.6.13 清八