「ちりとてちん」?
実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

「ジャカルタでヤギ焼きを食べてきました」

 清八でございます。

 14日9時50分名古屋空港発、17日8時15分着という強行スケジュールでインドネシアのジャカルタに行ってきました。初日、名古屋空港到着時の気温が2度、シンガポール経由でスカルノハッタ空港へ。空港の外は現地時間19時で30度でした。今回、初めて噂に聞いていた、あのシンガポール航空にしたのですが、大正解でした。機内食はおいしかったし、全くのフリードリンクでした。もちろん、シンガポールスリングもありました。昼食は、和食が鯖の味噌煮、小芋の煮物、芝ちりめんご飯、ざる蕎麦でした。洋食コースはスモークサーモン、チキンのパルメザン風味衣焼き、リングィーネパスタでした。

 空港からホテルまでの道路は一般道でも高速道でも大渋滞、距離としては普通60分なのですが3時間かかるときもあるそうです。片側三車線あっても、一台も車線を守りませんから追い越し、割り込み、車間距離無し、スピード違反無し(誰も守らないという意味です)でそれぞれの車が自分勝手に進めていきます。ジャカルタでのホテルはHOTEL・SANTIKA、日本人観光客向けでないだけに、朝食バイキングにも日本食はまったく無く、東南アジアの料理を堪能できました。シンガポールからジャカルタへの70分のフライト時間に軽食が出されたのですが、ホテル到着後、レストランへ。ここで、ビールの肴に頼んだのが、焼き鳥とヤギ焼きでした。焼き鳥は浜松市内のインドネシア料理店でも食べたことはあったのですが、ヤギ焼きは初めてでした。串焼きにいろいろなソースをつけて食べるのですが、脂っこくなくビールやワインの肴によく合いました。

 翌日は、現地で用意していただいた運転手付のレンタカーで市内から約3時間程かけて、TANGKUBAN・PERAHUという火山の見学に行きました。田圃と茶畑を左右に見ながら、田舎のドライブインや峠の茶屋に立ち寄って、焼き芋、ターフ(揚げ豆腐)、パイナップル、焼きとうもろこし(生の炭火焼きでした)を食べ、山頂の駐車場へ着きました。普通の観光ツアーならここで写真撮影して、車で降りてしまうのですが、下りは途中の茶屋で温泉卵を食べてウォーキングで、腹ごなしとしました。それにしても、山頂から下りの約一時間、「ミヤゲ」「ヤスイ」「コレドウカ」と言い続けて山道をついてきたおじさんたち三人組、ご苦労様でした。一汗かいた後は、CIATERSari・Aterという温泉施設へ。温泉プールで汗を流していたのですが、突然のスコールの為、プールサイドのカフェでビールパーティとなってしまいました。今回のメンバーは10名だったのですが、大瓶の瓶ビール9本で在庫が無くなってしまいました。イスラムの社会ではアルコール飲料を飲む機会は少ない為、観光客用だったのですが、それにしても回りから見れば、とんでもない団体であったと思います。

 ジャカルタに戻ってのディナーは、タイで有名なCOCA・SUKIでのタイスキでした。てっきり、自分たちで食材を鍋に入れて自分の好みでしゃぶしゃぶすると思っていましたら、メイドがずらり、自分のお箸とグラスと小皿以外は全く気にしなくてよい状況にプチ・旦那という雰囲気になってしまいました。現地物価としてはお高いお店なのですが、日本人好みなのか、賑わっておりました。

 以上、第一回目のレポートでございました。

2005.1.27


38年間、お付き合いしている長野市戸隠の森の喫茶店です。


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